かつやのカツ丼

卵とじのカツ丼が食べたくなり、ちょっと検索してみたらバス通り沿いに「かつや」があった。調べてみると一番安いカツ丼が490円と庶民的なお値段だったので行ってみる。
いやあ、これは‥‥結構いいですよ。平凡かも知れないけど期待通りの味、適切なボリューム、それがこの値段なら文句の付けようがない。
いや、食べてはっきりおいしいと思ったのだから期待以上の味と言っていいだろう。
というかカツ丼という料理自体が、広義の和食の中でも世界で戦えるレベルの食べ物だと思う。カツを割り下で煮込み、卵で半熟状にとじた味わいは世界中どこでも通用するはず。米食文化のない地域なら丼物という縛りは捨てて、卵とじカツをプレートか何かで供してパンでも芋でも好きな主食で食べればいい。
まあ手間はかかるけど。一度揚げたものをさらに煮込むとか、家庭料理としては手軽さに欠ける部分はある。だからこそ外食に相応しいとも言え、店側にとっては利点になるだろう。