KFC 骨なしケンタッキー


11月1日から販売再開した骨なしケンタッキー。
過去に何度か食べてるため積極的に食べに行く気はしなかったが、一つの疑問がもやもやと残っていた。
どうせオリジナルチキンとは違うんだろう?
何度食べてもこの疑問に解答が出ない理由は明らかだった。
常識的に骨なしケンタッキーだけ食べていたので、記憶の中のオリジナルチキンとの比較に失敗しているのだ。
納得できる解答を得るには、もうその場で食べ比べるしかない。
というわけで両方注文して食べてみた。
あ、これ同じ味ですわ。
少なくとも使ってるスパイスは一緒。
皮や肉などのミクロな部位を同じ重量で比較したら、おそらく違いは誤差内に収まる。
ただ、今回供されたオリジナルチキンがリブ(あばら)だったので、全体としては違う部分にも気付いた。
骨なしケンタッキーは肉の塊なので、形状としてはドラム(脚)に近い。
しかしリブやサイ(腰)などは複雑で入り組んだフィヨルド的形状をしているため、重量あたりの表面積が多い。
そしてオリジナルチキンは、奥の肉よりも表面部分の方がスパイスが多い。
つまり、ぶっちゃけ肉よりスパイスが目的でKFCに食べに行くんだよ!的な人間にとっては、オリジナルチキンの方が骨なしケンタッキーより楽しめるだろう。
複雑な構造をばらしながら綺麗に食べ尽くすことに喜びを感じる人なら尚更だ。