日清 THE NOODLE TOKYO Due Italian 特製らぁ麺フロマージュ

日清 THE NOODLE TOKYO Due Italian 特製らぁ麺フロマージュ
10月26日発売。税込み221円、469kcal。
名前が絶望的に長いが、THE NOODLEが特別なカップラーメンのシリーズ名、TOKYOは‥‥おそらくその中の東京シリーズくらいの意味か。
Due Italianがコラボ先の実店舗で、そこの看板メニューが特製らぁ麺フロマージュということ。
イタリアと東京が並んでいる様子は、名古屋めし台湾ラーメンアメリカンを思い出させる。
なおDueはイタリア語で「2」を意味し、「第2の人生をラーメンの道で生きる」という店主の想いを込めたそうだ。
でも意地悪を承知で言うと、Italianは英語。イタリア語でイタリア料理はCucina Italianaと書く。
なのでDue Italianはイタリア語と英語のちゃんぽんで、日本語に移し変えると「二・ジャパニーズ」みたいな状況。
いずれにせよDue Italianでは説明不足過ぎて、イタリア人の目には意味不明に映るだろう。
さて商品に戻ると、フロマージュ(チーズ)ということで簡単に言えばチーズラーメン。
実店舗の情報を見ていたら、発芽玄米ご飯を使ってリゾット風に追い飯で食べるやり方を用意しているというのが、このラーメンの購入動機になった。
熱湯5分。麺は細いのになぜか時間がかかる。
そして小袋で提供されている鶏脂を掛けたのが写真。
黄色い塊はチーズで、確かにチーズが香ってくる。
表面上はチーズの原形を保っているが、麺と一緒に持ち上げると溶けて伸びて麺にまとわりつき、なかなかいい感じ。
スープを啜ってみると、基本は鶏ガラスープらしい。ラーメン的主張は乏しく上品な風味だが、チーズを使うことで濃厚さの印象を与えることに成功している。
麺を食べ終えたらご飯投入。粉チーズも少し振ってみる。そして風味を引き出せるかなと思い、黒胡椒を3粒ほど粗挽き。

日清 THE NOODLE TOKYO Due Italian 特製らぁ麺フロマージュ 追い飯
これもなかなか美味しい。基本は淡白なスープなので、しつこくて飽きるということはない。
チキンスープということでジャンルで言えばチキンラーメンに当たるはずなんだけど、こちらはまるで方向性が逆。
若干物足りなさは残ったものの、味付けを控え目にすることで逆説的に風味を感じ取ってもらう手法はありだと感じた。