らあめん花月嵐 創作麺工房鳴龍ブランチ

8月2日発売、税込み840円、替玉100円。
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らあめん花月嵐 創作麺工房鳴龍ブランチ
らあめん花月嵐 創作麺工房鳴龍ブランチ 追い飯
ミシュラン一つ星店、創作麺工房鳴龍(なきりゅう)とのコラボ担担麺。料理でブランチと言えばまず朝食兼用の昼食(brunch)を連想するがこの料理にそう命名する理由は思い当たらないので、枝(branch)の方なのだろう。本家鳴龍の担担麺を幹に例えた場合に、こちらはそのアレンジ、枝流に当たるという意思表示か。
このメニューは担担麺には珍しく替玉推しなのだが、辛いスープはご飯で楽しむ派なので替玉ではなくライス100円を注文。
汁ありなのは日本式だが、花椒の小瓶が付いて痺れ成分を好きなだけ足せるところは大陸式に寄せてる感じもする。
素麺みたいな細麺をするする啜ると、有名店の監修を受けているだけあって味は確かに良い。上品なだけでなく辛味や旨味もしっかりして、いつもの花月のスタイルとは違う繊細な美味しさ。大陸式ならナッツを加えて荒々しさを出したりするがこのメニューは真逆で、陳建民が日本人向けに工夫した胡麻風味を踏襲した、まろやかで滑らかな舌触りを重視している印象。
麺を食べ終えたらライスを投入、激辛壺ニラ(ニラキムチ)を一つまみ載せたあと生にんにくを搾り、花椒を回し掛け。混ぜて食べると麺のときよりも旨味や辛さ、痺れがダイレクトに伝わってきて美味しい。やっぱり辛いスープはご飯との相性が良い。
ライスを食べ終えたあとも結構スープが残り、ここから替玉も行けそうだったがさすがにそれは食べすぎだろうと、スープを全部飲み干して食べ終えた。自分より胃袋が大きい人なら一杯+替玉+ライスで〆られるかも知れない。