カルビー四季のいちおし素材ごぼうあっさり塩味のカロリー

酒のアテをコンビにで探してたら表題の商品に行き当たった。142kcalは控えめで良いな! と思い買って帰ったが内容量が30g。これは同社のポテトチップスうすしお味(60g 337kcal)と比べて重量あたりカロリーが16%減という微妙な数字。パッケージには「油分28%カット」と得意気に書いてるけどカロリー的にはそんなもの。
先に書いておきますとごぼう風味は素朴な感じで良かったですよ。ごぼう好きならお勧め。形はかっぱえびせんを少し薄くしたような感じ。30gあれば飲み物を500ml摂取して空腹を紛らわせるには充分だしね。
しかしPermalink用に英語検索したらWeblio辞書にゴボウ:欧米では雑草扱いと書いてあってなんだかテンションが下がる。Wikipediaによるとごぼうの根を食用にするのは日本と朝鮮半島だけだそうで、はあ、溜息しか出ない(英語版記事ではそれに台湾、イタリア、ブラジル、ポルトガルが加わる。どんな料理かは分からない)。きんぴらごぼうなんかは子供でも好んで食べたと記憶してるので、習慣にないだけで外国人も食べさせればあの風味を好きになれると思うんだけど。
WW2のバターンデスマーチで米兵捕虜にゴボウを食べさせた日本兵が虐待行為による戦犯扱いで死刑という話の方は大元の裁判が確定しておらず、今のところ「当時流布された噂話」という以上のことは言えないようだ。
元の話題に戻ると、要するに日本のスナック類は澱粉などの炭水化物を主体として使う限り、これ以上のカロリー低減は困難だと考える。そこでですね、食用繊維と言えば聞こえはいいけど要はセルロース、あれを主体にしたスナックよ早く出ろと。あれなら実質0kcalでしょ。今でも食物繊維使用を謳った製品はあるんだけど実態としては普通のスナックに食物繊維を混ぜ込む使い方で、結構な割合の炭水化物を使用しているのでまだまだカロリーフリーは名乗れない。自分に言われるまでもなく世界中の食品メーカーの研究対象になってるんだろうけど、セルロースだけだと固すぎるのかねえ。まあ木の枝を齧るような食感のスナックが出ても買う気にならないしね。