松屋 厚切り焼き牛めし

ようやく近隣店のメニューに出てきたので食べてみた。甘辛い牛肉の薄切りが乗った丼物が出てきた。食べてみる。うーん、悪くはないが。
そう、まず厚切りを標榜してるのに薄切りなのだ。もしかしたら牛めしが厚さ1mmでこっちが厚さ2mmみたいな違いはあるのかも知れないが、普通の言語感覚で言うところの厚切りでは全くない。
牛めしの肉みたいに染み込んだタレの味がメインなのではなく肉の味わいもそこそこあるように思うが、ボリューム感はない。松屋のサイトで成分表を見たら蛋白質の量が牛めしは19.4g、焼き牛めしが25.6g、厚切り焼き牛めしが28.5gとなっている。牛めしと大差ないのもどうかと思うが、厚切りと普通の焼き牛めしがほぼ同じってどういうことなの。
もう一つ、鉄板でジュウジュウ言わせてるわりに焦げが乏しく、牛めしのように寸胴で煮てすくい上げたんだとしても違和感ないウェット感。焼肉系メニューはちゃんと焼いた感があるので火力不足ではないだろう。タレが多すぎるんだろうか。
東京チカラめしの焼き牛丼を意識してるんだとしたら、既存のキムカル丼よりも焼肉感に欠けるようでは対抗商品としてアピール不足じゃないかな。もっと焦がしていいですよ。