本日開始のメニュー、790円（もしくはご飯抜きで690円）。
鍋の中で天ぷらが煮立っている公式サイトの商品写真を見て正気を疑ったが、考えてみると鍋焼き天ぷらうどんからうどんを抜いたようなものか。
しかし天ぷらだけで煮込む意義がよく分からない。麺や他の具材と一緒ならともかく。
まさか鍋の中身は油で、自分で揚げてすぐ食べるという火傷必至のロックなメニューなのでは。
もちろんそんなわけはなく、だし汁で短時間煮たものが出てきた。
そもそも揚げたてなんだから、それ以上時間かけて加熱する意味はない。
商品写真みたいにブクブク泡立つほど沸騰してるわけではなく、適温で出てきたのは有り難い。
でもそうなると、やっぱり「鍋焼き」という商品名は誇大表現と言わざるを得ない。
内容は海老・茄子・白身魚・蓮根・春菊というところ。そこにしめじを加えてもらった。
別の器で大根おろしが付くので、それを適宜乗せながら食べていく。
汁のお陰で油っぽさがかなり抜けるのは、このメニューの良いところ。味付けも丁度良い濃さ。
商品写真だと卵が生っぽかったので、天ぷらに黄身をかける感じでいけるかと思ったが、実物はかなり火の通った温泉玉子でそれは無理だった。
汁は少なめで、天ぷらの上の方までは浸らない。
なので最後の方は、下の衣は崩れて剥がれかけ、上の衣は固いままというアンバランスな状態になるが、まあ食べられないわけではない。
あとまた炊飯をミスってべっしょり団子タイプご飯だったので、卓上の天つゆの助けを借りた。
