ローソン 本格「牛丼」

ローソン 本格牛丼
ローソンの軒先に大きな垂れ幕が下がっており、『本格「牛丼」』という売り文句で牛丼を推していた。
とくに何か具体的な目当てがあったわけでもないので、何がそう「本格」なのか、あるいはそうでもないのか、確認してみたくなり買って帰った。
これは2014年11月に丼物の弁当が何点かリニューアルされたものの一つ。
「本格」と言っても高級品扱いというわけではなく、税込み399円の普通の弁当。
牛丼チェーン各社がしのぎを削っているこの料理に、ローソンが一石を投じる事などできるのだろうか。
セパレート式なので、レンジで加熱後に具をご飯の上に移動し、小袋の七味唐辛子を具の上に空ける。
この段階で香りはとてもいい。これは期待できそうか?
食べてみる。案外美味しいかも。
肉の味付けはしっかりしていて、「醤油や黒みりん、ワインを使用」というだけあって意外と奥行きを感じられるタレ。
少し歯ごたえを残した玉葱もいい。
他所の牛丼と比べて特筆すべき特徴があるかというとそういうわけではないのだが。
しかし牛丼屋の牛丼に引けを取らないというか、少なくともこれといって欠点は見つからない。
この味が出せるのなら、牛丼を食べたくなったときに牛丼屋まで行かずローソンで済ませてもいいと思える。