本日発売開始。
まったく脈絡の分からないコラボレーションだが、ゲーム「龍が如く」シリーズが飲食店とコラボレーションするのは毎度のことらしい。
さて今回のメニューは「激辛」と、『女性にもオススメ』と説明されてる「ちょい辛」の二種類がある。
「激辛」の方は『花椒（ホアジャオ）オイルを絡めた肉みそはしびれる辛さ』と煽ってくるが、正直自分はそこまで激辛好きではない。
なので普段ならちょい辛へ行くところだが、説明を読んでみると今回のメニューはトムヤムクン風スープがベースになっている模様。
それじゃ「ちょい辛」というのは、以前に食べたかきちゃんぽん（トムヤムクン風スープ）と大して変わらないのじゃないか？
だったらいっそ「激辛」の方を試してみたいが、その結果食べられなくて残すというのは自分の倫理的に許されない。
結構な時間悩んだ末の結論は、「激辛」を食べてみて、無理なら固形物はなんとか腹に入れ、スープは残すというもの。
料理到着。
まずスープだけ啜ってみる。
うん、やっぱりこれ、かきちゃんぽんのトムヤムクン風スープですな。
では意を決して、肉みそを崩してスープに混ぜ、啜ってみる。
ん？
ちょっと待て、これ、言うほど辛くない。
肉みそをそのまま食べても、とくに辛い思いをせず普通に食べられる。
本当の激辛料理には毎回敗北してきた普通舌の自分からすれば、これは丁度良い辛さ。
激辛でもない、普通の汁なし担々麺や台湾まぜそばに乗っかる辛めの肉みそと大して変わらない程度。
これくらいなら、この「激辛」版でも充分女性にお勧めできる。
あとはもう流れで、美味しく頂く。海老美味しい。
スープの方も辛さ云々より、ちゃんと旨味が出てて美味しく、全部飲み干した。
看板倒れと言えばそうなのだが、辛さより美味さ優先の方がいいに決まってる。
一つだけ残念だったのが、今回訪問したのはフードコート店で、トッピングを一切扱ってなかった。
温泉卵を注文するつもりだったので、割とがっかり。
スペースが限られた厨房で出来るだけ省力化を図った結果なのだろう。
しかしオプションのトッピングを無くすくらいで果たしてどの程度の手間を省けたのか、疑問は拭えない。
