本日発売開始、税込み590円。定食もあり。
モダンかき揚げ丼に続いて、またもや謎の創作丼。
商品名は「ベストなトリオ」の意味だそうで、内訳はまぐろ・納豆・アボカドの3つ。
ニュースリリースによれば「まぐろ納豆」「アボカド納豆」「まぐろとアボカドサラダ」があるんだからその3つを組み合わせようと‥‥うーんこの。
各食材がそれなりに大きな塊なので、3つ一緒に食べるというよりは箸先で個別に切り分けて単体で食べていく形式。
まぐろはしっかり火が通っており、まぐろというよりツナな感じ。
熱せられた納豆は風味が強まりなかなか美味しい。
アボカドは‥‥まあアボカドなので、ほっくりねっとり、無味無臭。
正直に言えばモダンかき揚げ丼の時のような相乗効果は無い。
開発者の目論見が外れた理由は二つある。
一つは、まぐろ納豆・アボカド納豆はそれぞれ混ぜて一緒に食べるが、今回のメニューは食材を個別に食べるもので、風味が全く異なる。
もう一つは、まぐろ納豆・まぐろとアボカドサラダは生のまぐろだが、今回のメニューは火が通っているので、味も食感も全然違う。
不味いとまでは言わないが、際物の範疇を出ないと思う。
ところで今回、少し食べてつゆが足らないと感じて足したが、そこでふと思った。
あきばは天つゆを平均的な量ではなく、意図的に少なめにしてあるのではないか。
必要な分だけ客が自分で足すのを前提とした配分で、薄味好きと濃い味好きの両方に対応しているという仮説。
つゆを足すと油っぽさが若干減退して食べやすくなったので、これからは積極的に足していくかも知れない。
できれば出す量をもっと少量に調節できて、なおかつ裏漏りしない器に入れて欲しい。
