溝の口で本日オープン。
この店舗、同じくアークランドサービス傘下アークダイニングが経営する「天丼あきば」の斜向かいのマンションの1階に入居している。
しかも天丼あきばより広い店内で、店舗を維持できるのか心配になるくらい。
天丼あきば溝の口店はなんとなく経営が苦しそうな気がしていたが、どうやら勘違いだったようだ。
飲食店の成功は立地に大きく左右されるので、不採算店の近くにもう一つ出店するわけがない。
さてこの店舗のメニューは簡単に言うと4つの属性の組み合わせで成立する。
まず、ご飯か麺か。麺の場合はまぜそば風になる。逆に主食抜きで肉と野菜だけも可。
次に、味付けは味噌・カレー・トマトのいずれか。
三番目、豚肉か牛肉か、或いはその両方（合盛）か。
最後に、肉は角切り（ノーマル）か、薄切り（しゃぶしゃぶ風）か。
なお薄切り肉の選択肢は牛肉と合盛だけで、なぜか豚肉のみの選択はない。
初利用の今回は合盛トマトメンに生玉子を追加した。
卓上には粉チーズ・魚粉・七味・生にんにくという良い感じのトッピングが並んでいたが、今回は食べるのに忙しくて試すのを忘れていた。
料理は加熱された鉄鍋そのままで供される。箸と匙の二刀流で生玉子共々しっかり混ぜてから食事開始。
基本のタレは醤油ベースと思われる。そこに混ぜ込んでいくトマト味のマヨ玉は麺によく絡み、素直に美味いと思える味わい。
ただ、麺が鉄板にこびりつくのは残念。鉄板形式はお焦げが楽しめる肉めしの方が相性は良さそうだ。
角切り肉の方もちゃんと楽しめる分量が入っており、味も良い。
この店がどれだけ流行るかはまだ何とも言えないが、カウンターの他にテーブル席もあって昼時はサラリーマンの団体が利用しそうな気配がする。
自分個人としてもカレー味や味噌味を試したいし、ご飯を選択してお焦げを楽しみたい気もあるので、あまり簡単に潰れて欲しくないと思った。
