松屋 豚と茄子の辛味噌炒め

松屋 豚と茄子の辛味噌炒め
10月1日発売。定食が税込み590円、1096kcal。
2008年8月に初めて発売されて以来、ほとんど形を変えずに毎年の秋に発売されている。
辛味噌で味付けされた豚肉・茄子・玉葱だなんて、美味しさが分かり易過ぎるくらいなので、初めて見る人にも訴求効果が強いんだろう。
その上で実際に食べて美味しいから、当然のようにリピーターも付く。
対応する中華料理が思い付かないけど、中国に持っていったらきっと四川料理の系譜として扱われるだろう。
その際には、料理名としては回鍋肉のアレンジとして認知されるんだろうか。
想像はそれくらいにしておいて、今回自分は定食ではなく単品と、キムカル丼を注文した。
松屋のタッチパネル式券売機はまだ単品に対応しておらず、従業員へ注文することになる。
折角ボタン数の制限から解き放たれても、ソフトウェアが対応するにはまだしばらくかかるんだろう。
未来のバージョンでは牛丼類のミニ盛や、細々としたサイドメニューの全てに対応して欲しい。
食べてみると、やはり豚と茄子の辛味噌炒めは安定して美味しい。
茄子にしても豚肉にしても、辛味噌との相性は抜群で、一緒に咀嚼すると他に代え難い味わいで美味いとしか言いようがない。
ちなみに店員が間違えて黒胡麻焙煎七味を持ってきた(本来はプレミアム牛めしに付けるもの)ので、そちらは遠慮なくキムカル丼の方に振り掛けた。
キムカル丼は甘辛い方向の味付けで、普通に辛目である「豚と茄子の辛味噌炒め」とは良い対比となる。
そういえばキムカル丼なんて、由来で言えばキムチにカルビなんで、朝鮮料理の系譜として扱われるのかも。
そう思って写真を眺めると、なんだか東アジアの辛目テイストの集大成っぽく見えてきたりする。