つけ麺竹川 鶏担々つけ麺 小

竹川 鶏担々つけ麺 小
三軒茶屋の店。今年の2月に出来たらしいが気付いてなかった。
内装は木や藤製品を中心とした、小粋で凝った雰囲気。
座席は七人分のカウンターだけで、待たずに着席できたのは幸運かも知れない。
税込み990円。小が麺150g、中が250g、大が350gで値段は一緒。
カロリーを控えるには小で丁度いい。
調理に時間がかかることだけが玉に瑕で、料理が出てくるまでおそらく10分くらいかかった。
どうやらこの鶏担々つけ麺、つけ麺790円に鶏担々挽肉200円を追加したものだと気付く。
スープをそのまま味わうと全然辛くないが美味しい。
ここで方針変更、スープはこのまま通常のつけ麺として食べ、奥に見える鶏担々挽肉はそのまま食べることにした。
スープはポタージュスープを思わせる、とろみのある鶏ベースのもの。
ラーメンらしくはないが、塩気や辛さに頼らない旨味はとても説得力がある。
麺の方もラーメンというより、イタリアンのパスタのような弾力と食感。
ラーメン派生のつけ麺ではなく、西欧料理をベースにした高度な創作料理のよう。
あまり類を見ない美味しさに、しっかり集中して最後まで食べてスープの残りも飲み干した。
職場の近くにこんな野心的な店があったとは全く不覚で、味の作り込みに感心することしきり。
外国人が苦手にしそうな要素が感じられず、世界に進出してもやっていけそうなユニバーサルな味わいだった。