らあめん花月嵐 焦がしネギ中華そば羅楽

らあめん花月嵐 焦がしネギ中華そば羅楽
3月発売予定のメニューを先行販売店で食べてきた。
花月がメニューに固有名詞を付けたがる性分、今回で言えば「羅楽(らら)」の部分、これは無意味どころかむしろマイナス要因だと感じる。
去年出たのは彩海(あやか)・天涼(てんりょう)・Back in the U.F.S.R.(恥ずかしすぎて声に出せない)となる。
センスが絶望的だし、原則として1回きりの使用なので覚えないし、定番メニューになってもお客さんに呼んでもらえるネーミングには見えない。
さて今回のメニューは下手にアレンジすると失敗しそうなので、トッピングは追加せずそのまま注文、あとクーポン券でニンニク豚めし
もしこれが古典的な醤油ラーメンの再現だけを目指すものなら多分今回はパスしていた。
しかし説明によると標準的な鶏ガラ・魚介だけでなく、白濁させないタイプの豚骨スープも使用しているとのこと。
飲んでみると確かに昔からの中華そばそのものではなく、今風の飽きの来ない醤油スープでなかなか美味しい。
上に掛かってる焦がしネギもぱりぱり感があって面白い。
もやしもこのメニューにはよく合ってる。
食べた上でトッピングを再考すると、醤油ラーメンには定番だがほうれん草・海苔、あとは好みでわかめあたりが合いそうだと思った。
この商品専用だというもっちりした平打ち麺は美味しいが、今回3割程度が団子状態にくっついていた。
ここまでくっついていても茹で上げた麺を丼に移す際に気付かないものかと、不思議な気分になった。
平打ち麺では起きやすい現象なのである程度は仕方ないけど、もう少し注意してほしい。
と言っても、対策が茹でる間ずっと菜箸でほぐし続けるしかないのだとすれば、調理者には負担のきついメニューなのかも知れない。
総評としてはやはりスープが工夫されていて美味しく、飲み干す寸前まで飲んでしまった。