壱角家 チーズすためし

税込み788円。
壱角家 チーズすためし
壱角家溝の口店で食べたが、これは系列店の「情熱のすためしどんどん」のメニューを持ってきたものだろう。メニューのバリエーションが多いことは一つの強みに違いない。
全方位で「伝説のすた丼屋」の後追いなのだけど、チーズを載せたメニューやトッピングとしてのチーズはすた丼屋にはない(店舗限定・期間限定でミックスチーズすた丼というメニューを出したことはある)ので、ここはすためしが一点リード。
到着した料理を見ると、おそらくバーナーを使ったのだろう、チーズをわざわざ焦がしてある。これは気が利いてる。
生卵は別容器で来るのだが、役割がよく分からない。一応割って載せてみたものの、見ての通りチーズが全体を覆ってるため生卵は横滑りするだけで肉に浸透することはない。おまけに生卵がチーズを冷やして固くするという、何だか有り難迷惑な存在になってしまっている。仕方ないので中央に穴を開け、卵はご飯へ落とし込むことにした。このメニューに卵を使うなら、店側で以下のような工夫をどれか一つやってほしい。

  • チーズを外周に寄せるか肉の下に敷いて、生卵を肉へ直接掛けられるようにする
  • 温泉玉子を温かい状態で提供し、チーズに載せてもチーズを冷やさないようにする
  • 生卵とチーズフレークを混ぜ合わせたものを肉の上に掛け、バーナーでチーズを溶かしつつ卵を半熟にする

さて、すためしはすた丼よりしょっぱいという評判を聞いていたが、このメニューだとチーズがブロックするのか、塩気も醤油風味も抑え気味に感じられた。チーズと豚肉をにんにく強めで頂くのだから、それはもう間違いなく美味しい。まさにジャンクの極み。肉と一緒に炒めてあるねぎも、ねぎま的風情で食感に変化を与えてくれる。この日は餃子とビールも注文していたので、しっかり満足した。是非また食べてみたい。