吉野家 鬼辛豚チゲ鍋膳 肉2倍盛 ねぎ増し

11月1日発売。合計税込み1080円、1115kcal。
吉野家 鬼辛豚チゲ鍋膳 肉2倍盛 ねぎ増し
今年の吉野家の牛すき鍋膳は何となくスルーしていたことを思い出した。吉野家は2015年まで牛すき鍋膳と牛チゲ鍋膳を提供していたが、2016年は牛すき鍋膳の他に地域ごとに異なるメニューを出す方式に変わり、関東は横浜デミ牛鍋膳という無難で印象に残らないハヤシライス風料理だった。今年も地域ごとに違うメニューを提供しているが、全て辛いものに統一されている点は微妙に牛チゲ鍋膳へ回帰したようにも見える。中でも関東エリアで提供される鬼辛豚チゲ鍋膳はとくに辛いそうで、社長が試食の際に辛すぎて唯一食べきれなかったメニューという話。プレス相手に大げさに言ってるのかも知れないが、そう言われると一度食べてみようかという気になってしまいまんまと広報の思う壺にはまっている。
食べてみると自分基準で言う「ちゃんと辛い」と「激辛」の間くらい。食後30分ほど頭がふらつく程度の辛さはある。豚骨スープをベースに辛くしたのだそうだ。それだけでなく固形燃料で熱せられて常時熱々なのもハードルを上げていて、吹いて冷ましながらゆっくり食べていく。それにしても辛い味付けと豚肉はやはりよく合うし、白菜を始めとする野菜も美味しい。
おかずを食べ終えたらご飯を全部鍋へ投入し、スープを吸わせてスプーンで食べる。この辛いリゾット風のご飯がまた美味しく、むしろこれが楽しみで注文したと言っても間違いではない。この辛さだと食べられない人も少なくはないだろうけど、自分的には来年以降もこれくらいの辛さがあった方が食べ応えがあって嬉しい。