松乃家 豚テキ丼

1月17日発売。税込み490円、812kcal。
松乃家 豚テキ丼
にんにく醤油ダレの豚テキによる丼物というのは去年自分がやった松屋の厚切り豚テキ定食をご飯に載せる(リンク)のとほぼ一緒じゃないかと思い、松乃家版はどうなるのか楽しみに訪問。予告を見たときは30円お得なミニカレーうどんセット(+160円)にするかなーと思っていたが、注文する段になって気温が低いこともあって90円お得な豚汁セット(+90円)に切り替えた。
松屋の厚切り豚テキ定食は税込み730円、1006kcalだったので、差額から言って当然のように肉の量は半減している感じ。去年は分からないが一昨年の厚切り豚テキ定食の豚肉は150gだった。ちなみに豚テキ丼の490円というのは主力メニューのロースかつ丼に合わせて来ているので、豚肉もロースかつ丼と同じ90g程度ではないかと思う。パン粉の衣でかさ増ししているかつ丼の方が見た目のボリュームはあるが、同じ値段でも糖質を抑えてカロリーを減らしたい人にはこの豚テキ丼の方が向いてそう。
ソースは豚テキ定食の真っ黒でさらさらなものと違い、茶色がかって野菜由来と思われるもろみが含まれている。豚テキ定食よりもちょっと焼肉のタレっぽい方向へシフトした感じか。
豚肉は豚テキ定食より薄めで、最大の特徴は薄い衣で包まれていること。鉄板がないと思われる松乃家でどうするのか、最悪電子レンジで温めるだけかと危惧していたが、衣で包んで揚げてくるとは予想外。この薄い衣が噛むと微妙なさくさく感を与えてくれてなかなかいい。また衣のお陰で単なるステーキよりもソースを吸い込んでよく定着するところも改善点。
ねぎや刻み海苔もよく合っていて、思った以上に美味しいメニューだった。ただ見た目にロースかつ丼ほどの訴求感がないので、そもそも注文して貰えるのかが微妙なところで、ヒット商品となれるのかは様子を見たい。