姫川明のGold Ringが読みたい

今月発売される姫川版「青騎士」について検索していたら、姫川明がGold Ringという作品でUAEのZayed Book Awardなる賞で最優秀児童文学賞を獲得していたことを知った。今年の3月3日頃の話のようだ。2006〜2008年にかけて制作されたものがようやく評価されたという運びのようで、海外からの評判というやつに弱い日本の出版社が腰を上げる機会にならないだろうか。英語版でもいいんだけど、amazon.comで見つかるのはアラビック版のみ。おいおい、こちとらコミティアの頃には通い詰めだったんだぜ、焔は風の名の如くの感想も掲載されたんだぜ‥‥って今、焔は〜も毘羽涖もダウンロード販売されてるのか、素晴らしい。学年誌掲載っぽい見たことない作品もあるし有り難いことだ。
話は飛ぶが、ダウンロードサイトにおける現在の標準価格はちょっと古い作品で1冊420円、相当古い作品で315円とか。眉間に皺が寄った。買う側としては古本と比較してしまうので、もっと割安感を訴求してもらわないと手を出す気にならない。デジタル「が」いいんだ!という人は今の価格帯でも買うだろうけど、デジタル「でも」いいかあ‥‥と妥協させたかったら、人が呼べる作品でも300円。20年以上前の作品は原則200円。それじゃ経費が出ないというなら経費かけすぎだし、初期投資の回収が出来ないというならもっとショボいサイトを安く作るべきだった。