マクドナルド イカスミバーガー & カマンベール チキンフィレオ


10月8日発売開始の2商品。
ハロウィン期間の限定品だが、奇策に走らずちゃんと美味しいものを出してくれたのは嬉しかった。


カマンベール チキンフィレオ
イカスミバーガー」の味付けが濃そうに思えたので、先に「カマンベール チキンフィレオ」(画像右側)から食べてみた。
全部増量の注文でカマンベールチーズソースとスライスオニオンが増えた。
お陰でソースがバーガーからかなりはみ出して漏れたが、この商品の肝はチーズとチキンなので、やはり増量がお勧め。
もちろんこれはあくまでチーズ風味のソースであってチーズそのものではないが、しっかりカマンベールチーズの風味が伝わってくる。
チキンもチキンクリスプではなくチキンフィレオの方なので、ちゃんとチキンの味わいを楽しめる。
チキン+チーズという、確立された王道の美味しさを楽しめる、シンプルだが良い商品。


イカスミバーガー
一方こちらの「イカスミバーガー」(画像左側)は黒い見た目が際物っぽく、味の方もかなり癖がある。
全部増量の注文でブラックフィリングとチポトレソースが増量。
2枚のビーフパティに挟まれているのはチェダーチーズで、普段チーズバーガー等に用いられているプロセスチーズではない。
フライドオニオンはチポトレソースを吸い込んでカリカリ感を失いしんなりしている。存在意義がよく分からない。
上側にかかっている黄色いチポトレソースは、燻製にした唐辛子をベースにしたソースで、辛いが美味い。
下側に敷かれたブラックフィリングはイカスミをベースにしたソースで、魚介系の濃厚で複雑な旨みがある。
全体としてやはりイカスミが一番の特徴で、他の食材では味わえない旨みがある一方で生臭さもあり、万人向けの味付けとは言い難い。
大雑把に言うと、納豆やブルーチーズといった異臭食品を食べられる人にはこのイカスミバーガーへの適性もあると思う。
マクドナルドの商品としては過去にあまり例がない個性的な味わいで、自分はすでに2個食べた。人を選ぶ味だけどお勧めしたい。