らあめん花月嵐 鉄板イタめしナポリタン味


10月8日開始の期間限定メニュー。
存在は公式サイトのトップページで視野に捉えていたが、なぜか新商品だと認識できてなかった。
レギュラーメニューの鉄板イタめし自体、10年以上前に少なくとも1度は食べてるはずだ、という記憶くらいしかない。
まあともかく食べてみよう。
熱した鉄板の上に出てきた商品(バターが乗っている)を、両手に構えた2対のスプーンで気が済むまで混ぜたら食事開始。
出てきたとき底面にあるご飯はすでに香ばしいお焦げと化しており、正直そこが一番美味い。
焦がし麻油食べたさに嵐げんこつらあめんBLACKを注文するように、いつかまた鉄板イタめしの期間限定品が出たらお焦げ食べたさに注文してしまいそうだ。
味は単なるケチャップライスで、中華風味的な演出はなく、言ってしまえば庶民的安っぽさを感じる。
たぶん味わい深いトマトソースみたいなものを真面目に開発しても、コンセプトの「ナポリタン」から乖離してしまうからだろう。
ただしソーセージやピーマンなどの具材がそこそこちりばめられているので、決して貧乏飯ではなく、値段なりの美味しさは感じる。
最後に卓上の激辛壷ニラを乗せてみたが、これは正直合わなかった。やっぱりこれはラーメン用だ。


Permalink用にスパゲッティナポリタンを検索してみたら英語版Wikipediaではnaporitan表記になっていたので、それに倣った。
本来ならneapolitanとするべきところをヘボン式ローマ字表記にしているのが、これはイタリア発祥ではなく日本で考案されたものですよ、という意図を感じる。
イタリア人にしても、これがイタリア料理だと思われたら困るというのが正直なところなのだろう。