本日発売、税込み745円。通常盛りは529円。
これはもう美味しいことが分かってるので、がっつり特盛で行った。鶏のささみなので脂っぽさはなく、たれをくぐらせることでさらに揚げ物のしつこさを抑えている。ささみなのに柔らかく仕上げてあるのは流石のかつや。たれのしっとり感と衣のさくさく感をある程度両立させてる食感が快い。むらなく全体にソースを定着させることはトンカツの課題の一つだが、タレカツという手法はその合理的かつ鮮やかな解決だ。
そんなわけで商品に文句は無いのだが、商品名にチキンと入ってないのはいかがなものかと思う。気付かず注文して、食べて初めて「鶏肉じゃないか！」となるお客さんもゼロではないのでは。単にタレカツと言ったら普通はトンカツを指す。
あとチキンカツだけにこだわらず、普段から扱ってるトンカツ・ヒレカツ・海老フライ・イカフライあたりから好きな組み合わせを選べるようになれば商品としての魅力がぐっと上がると思う。いつも通り揚げたあと最後にたれをくぐらせるだけなので、店側にとって難しいことは何もないはず。実際、海鮮タレカツ丼というのを以前かつやが出したことがあった。
