麻辣温玉うどん税込み520円、5/31までの期間限定。玉ねぎと春菊と桜えびのかき揚げ160円。
たぶん1年以上更新されてなかった楽釜製麺所のウェブサイトに、おそらくゴールデンウィーク合わせで新メニューの告知が来て驚いた。もう倒産するまで更新されない気がしてた。まず今回は麻辣温玉うどんと、玉ねぎと春菊と桜えびのかき揚げを注文。
ほぐした鶏肉、温泉玉子、葱が載っている。スープにしっかりした辛さと痺れがあって、麻辣の名前に恥じない出来。シンプルな出汁でずっとやって来た楽釜が自力で開発したスープとは考えにくく、三光マーケティングフーズ全体で見ても中華料理の部門は見当たらないので、これはおそらく余所のメーカーから仕入れたスープだろう。辛さも痺れも充分ながら過度ではなく、ただ辛いだけではなくそれなりに複雑な旨味もあって、バランスが良く完成度が高い。これはスープのプロの仕事だと思う。中華麺を入れたらそのまま麻辣味のラーメンとして通用しそう。しかもこのメニューは結構な分量の鶏肉が入っていて、ラーメンとして提供されたら700円以上取られると思う。それを520円で提供できるのは安価な楽釜だからこその強み。5/31までの期間限定なのは惜しい。近いうちにまた食べに行こう。
玉ねぎと春菊と桜えびのかき揚げも上出来。玉葱の甘さ、桜海老の香り、春菊の薬味が良く組み合わされている。単体でも美味しいし、スープを吸いやすいのでスープに入れても美味しい。160円は楽釜では高い方だけど値段分の価値がある。
