本日からウルトラ盛4倍シリーズのうちチーズだけ復刻。今回はLサイズが選択可能、生地もハンドトス（レギュラークラスト）以外にミルフィーユが追加された。
前回はペパロニをトッピング追加の6倍で食べたが、これだけ大量の溶けたチーズを食べる機会もそうそうないのでチーズの方も気になっていた。その一方で、溶けたチーズを大量に食べられるからどうなんだという気持ちもある。
そこで悩みながらも食べない理由を積み上げてみる。どうせ食べるなら新作のミルフィーユ生地の方にしたいが、これがMサイズで1ピース205kcal、チーズを2回追加すると277kcalになる。1枚8ピースで2216kcal。前回の6倍ペパロニは1800kcalだったがそれ以上だ。
そもそも一体どれほどの量のチーズが載るのか。チーズ1倍で1ピースあたり36kcalなので8ピース288kcal。4倍で1152kcal、6倍なら1728kcal。感覚的に想像しやすい対象として雪印6Pチーズが6個入り1箱354kcal。これと比べると4倍チーズは3箱強、6倍チーズは5箱弱に及ぶ。6Pチーズ5箱分のチーズを一食で腹に収める行為は率直に言って暴挙そのものだろう。
あと溶けたチーズと言っても8ピース目を食べる頃には冷めてだいぶ固まっている。とろとろ状態で食べられるのはきっと半分くらい。土台一人で食べるには多すぎる。思うにピザチェーンはコンビニと提携して電子レンジで調理できる個食サイズの冷蔵ピザを提供すべき。うまくすれば自分達が販売する以上の利益をそちらから上げられるのでは。そういうコンビニピザっぽいものは今も無いわけではないけど、ピザチェーンの名前を冠することで訴求力が大きく変わってくる。デリバリーで2000円・3000円するピザが小さなサイズで500円かそこらで食べられると考えたら結構な魅力になるだろう。
そういえば今存在するコンビニピザにとろけるチーズを大量に載せて加熱すれば、4倍チーズもどきが作れるのでは？ と思ったがレンジ加熱で溶けるプロセスチーズとオーブンで溶かしたナチュラルチーズでは風味にだいぶ差が出てきそうだし、なんか悲しいので止めておこう。
