てんや ふもと赤鶏天丼


天丼あきばは残り2店舗まで減ったあと、一昨日に札幌で久しぶりに新店舗を立ち上げるくらい苦戦しているが、そもそもアークランドサービスが天丼チェーンに参入したのは「てんや」の成功を受けてのことのはずだ。
というわけで検索してみたら、通勤圏内にてんやがあることが分かったので初めて利用した。
「ふもと赤鶏天丼」は9月11日から販売されている期間限定品で、以前にも販売したものを復活させた様子。
入っているのはふもと赤鶏天2枚・なんこつ入りつくね・玉子焼の天ぷら・いんげん。さらに半熟玉子が付く。
鶏天は結構大きめで、これがパサパサ肉だったら大変だと戦々恐々していたが、食べてみたら柔らかくジューシーで味わいも良い。
思わず調べたところ、ふもと赤鶏とはフランスから輸入した赤鶏佐賀県で育てたブランド種らしい。
ブランド種といってもこういう安価なメニューに使える程度にコストを抑えているのだから、大衆向けチキンなどコストパフォーマンスでブロイラーに適う品種なんかないだろうと思っていた自分の固定観念を改めざるを得ない。
玉子焼の天ぷらは初めて食べるがなかなか美味しい。
半熟玉子は結構生度が高かったので、崩して天ぷらにかけることができて、これもまたいい感じ。
あきばの天丼は食べ終える頃にはどうしても油っぽさが残り、期間限定品を食べに行く以外では足が遠のいているのだが、今回食べたてんやのふもと赤鶏天丼では最後まで油っぽさに悩まされることがなかった。
この一品だけで判断するのは早計だろうが、あきばはてんやに負けるべくして負けたのかも知れないという気がした。