本日発売。税込み490円、443kcal。
骨なしケンタッキーに夏野菜のグリルとグリーンカールを合わせ、ホットソースを加えてトルティーヤで巻いたもの。トルティーヤはおそらくツイスターと共通だがこの商品の長さはツイスターの半分くらいなので、底の方には余ったトルティーヤが何重にも折り畳まれている。
最初はピリ辛程度かと思ったが食べ進むうちに辛さが結構効いてきて、結局レッドホットチキンと同格くらいの辛さがある。その辛さと夏野菜のグリルの風味が結構自分好みの仕上がり。
なので文句は命名だけかな。ムーチョとタコスを合わせてムチョスと説明されてるけど、まずタコスはタコの複数形で、「ス」それ自体にタコ（ス）要素は無い。次にムーチョは「大量の」を意味するスペイン語の形容詞（英語で言うmuch）なので、形容詞に複数形の語尾をくっつけるというありえない構造をしている。日本KFCの言語センスは絶望的だ。ではこの商品は海外のKFCではどういう名前かというと、具材は必ずしも今回のムチョスと一致しているわけではないが、ボックスマスター（Boxmaster）と呼ばれているものが近いと思う。それはそれであまり食欲がそそられない響きだけど、大量でもなければタコス要素も薄い商品をMuchosと命名する日本KFCよりは、意味不明ではないだけまだいいかなと。
