すた丼屋 鬼盛りガリタル南蛮すたみな唐揚げライス

9月13日発売、税込み880円。ここの唐揚げは素の状態だと味気なくて飽きるためどうしようか迷っていたが、だからこそソースで勝負に来てるとも言えるのでどんなものか食べてみることにした。超鬼盛り(12個)は到底入らないがミニ(6個)は負けた気がするので鬼盛り(8個)を注文。
すた丼屋 鬼盛りガリタル南蛮すたみな唐揚げライス
広告写真では一番でかい文字で「どかジャンク」と書いてあるがこれは商品名でも何でもなく、ただの宣伝文句ということになるのだろう。また広告写真では「ガリタルオーロラソース」と「特製南蛮ソース」を半分ずつ掛けてあるので味の違いを楽しむスタイルかと思ったら実物は全体に両方掛けてあった。広告で嘘をつくのはもう何度目だろう。客の期待を裏切ることに無頓着すぎる。ただのローカルフードに「伝説の」という嘘を平気で被せてしまう創業者の早川秀人が「嘘をついて客を取る」という社風を奨励したことは容易に想像できる。
甘酢とマヨネーズ系ソースを合わせてるのでチキン南蛮の系統。味付けは濃厚すぎるほど濃厚で、唐揚げの油っぽさをカバーするには充分だが食べる側としては我慢勝負を強いられてる感もある。
ここの唐揚げは肉を開いて表面積を増やし衣をたっぷり付ける方式。品質が高いとは言えないが熱々の揚げたての唐揚げは大体美味しい。他のどの丼物を肉増しにしたとしても唐揚げ8個分の肉の方が多いと思われ、肉を大量に食べることが目的ならコストパフォーマンスは一番いいだろう。さすが鶏肉は安い。
このソースはキャベツにも合うので、肉を食べ終えた後にキャベツを食べるのも苦ではなかった。