すた丼屋 炭焼きオールスター丼(炭焼き牛ホルすた丼 唐揚げ追加)

期間限定で7月1日発売。炭焼き牛ホルすた丼税込み980円、唐揚げ付き200円、肉2倍400円、飯増し120円。今回は唐揚げ3個付きの「炭焼きオールスター丼」を注文。牛ホルモン・豚トロ・鶏唐揚げの牛豚鶏で畜肉トップ3のオールスターなんだろうけど、実はホルすたとオールスターで韻を踏んでる説を推す。
すた丼屋 炭焼きオールスター丼
コロナ禍でバーベキューのような野外活動が制限されているという背景から、バーベキューらしさを味わってもらいたいというコンセプトだそうだ。炭火焼きの風味は大好きなのでそこに期待。一方モツ本体より脂身が多いここのホルモンは正直苦手なので、最悪モツだけ食べて脂身を残す覚悟で訪問。
卵が付いてきたので白身は味噌汁へ投入、混ぜて熱で固まるに任せる。黄身は卓上の豆板醤・七味唐辛子・すりおろしにんにく・醤油と合わせて唐揚げ用のピリ辛だれを作る。
工場で炭火で炙ったという豚トロ。あとで店舗で改めて炒めてるということなのでちゃんと炭火焼きの風味がするか半信半疑だったが、食べてみるとしっかりと炭火焼きの香ばしさと苦みが伝わってきた。調理済みの肉を店で再加熱してるので厳密には出来立てではないし失われた風味もあるだろうけど、「燻製の素」みたいな調味液に漬け込んで炭火焼き風味を演出するのと比べたら遥かに本物で良いと思う。先月の北海道すた丼の焦げにこういう香ばしさは無かったので、これが中華鍋と炭火焼きの違いなのだろう。「特製ブラックガーリックダレ」もにんにくの風味たっぷりで美味しかった。
牛ホルモンはやっぱり脂身が苦手で、モツ本体だけを食べようとしてもがっちり貼り付いた脂身を噛み切って取り除くことはできなかった。豚トロと半々の量だったことが幸いしてなんとか食べ終えた。牛ホルモンも炭火焼きにしてついでに脂を落としておいてくれたら最高だったろうな。
最後にどうでもいい話。メニュー名が炭焼きとなっているけど炭焼きは木材を蒸し焼きして炭化する、つまり炭を作る工程のことで、調理法の呼び名としては炭火焼きが正解。炭焼きをする建物を炭焼き小屋って言うでしょう。と思って検索してみたら炭焼き小屋という名前の料理店で炭火焼き料理を提供するところが結構沢山あって、これはそのうち誤用が正用にすり替わるやつかな。