すき家 牛丼中盛 明太マヨチーズ トマトチーズ

牛丼中盛税込み580円、798kcal。明太マヨチーズとトマトチーズは期間限定で本日発売、各180円、前者は198kcalで後者が149kcal。
すき家 牛丼中盛 明太マヨチーズ トマトチーズ 準備
すき家 牛丼中盛 明太マヨチーズ トマトチーズ 盛り付け
明太マヨチーズ牛丼とトマトチーズ牛丼が新発売。「とろ~り3種のチーズ牛丼」と同じ値段で、どういうからくりになってるかというと3種のチーズは2種類の色が異なるチーズのフレークの上から加熱して溶かしたチーズを掛けたもの。一方明太マヨチーズ牛丼とトマトチーズ牛丼は2種類のチーズフレークだけ。
明太マヨは以前からあるのでトマトチーズにしようと思っていたら、当日になってどちらも単品で購入できることが明らかになった。それなら選択する必要もないので牛丼中盛と両方のトッピングを注文。メニューには「タバスコは付きません」と書いてあるがフードコート店で自由に利用できるのでタバスコも持って行った。
牛丼は中央が高めに盛ってあったのである程度平たく均したあとトッピングを掛けたのが画像二枚目。左側が明太マヨチーズ、右側がトマトチーズ。
前述の通り溶けたチーズは掛かってないのでチーズフレークも溶けてない。今はもうやってもらえないチーズ肉下をセルフでやれば多少ましになるかも知れないが溶けるところまでは望めない。
トマトソースはシンプルに美味しい。旨味と酸味が肉とチーズによく合う。明太マヨも当然美味しく、酸味とちょい辛で良い。タバスコを掛けたことで辛いだけでなくかなり酸味の強い牛丼になったが、刺激強めで自分は好き。

あと脇道にそれるけどすき家の牛丼の中盛はいいよねという話。トッピングを二つ掛けるので広口丼が欲しかったというのが中盛を注文した主な理由だけど、肉が並盛の1.5倍でライスが少なめなので肉ライス比が高くて満足感がある。
ついでに最新の栄養成分情報から中盛の肉とライスの比率を確認しておこう。
牛皿については並盛317kcal、中盛460kcalと公表されている。460/317≒1.45なので、これを約1.5倍と呼ぶのはぎりぎり嘘じゃない感じ。
ライス並盛415kcalで317+415=732。牛丼並盛は733kcalなのでほぼ一致。
以上の情報からライス中盛が並盛のX倍と仮定して牛丼中盛のカロリー式を立てる。
460+415X=798
X≒0.814
中盛のライスは並盛の0.814倍だった。並盛と比較して中盛の肉ライス比は1.45/0.814≒1.78、並盛の約8割増しということになり、中盛の肉々しさも納得できる。

吉野家 焦がしねぎ焼き鳥丼

期間限定で本日発売。並盛税込み547円、734kcal。あとから揚げ単品140円197kcalを2個、サントリーザ・モルツ中瓶486円。
吉野家 焦がしねぎ焼き鳥丼
去年と同じく親子丼の販売を検討していたところ鶏卵が高騰したのでこのメニューに差し替えられたという経緯。プレスリリースによると注文後に長葱をフライパンで炒めて、葱の香りが移った油で今度は鶏肉を焼くんだそう。新商品の紹介にはこういう話こそ聞いていたい、空回りしたキャッチフレーズではなく。
料理が来たら七味唐辛子をたっぷり掛けて食べる。葱の香りはするかというと、たぶんしてる。ただ味付けのにんにく醤油の方が強いので葱の香りはそこまで印象に残らない。何にしてもこれは美味しい。優しい味付けだった親子丼の代替品なのに180度方向性が変わってて、スタミナ超特盛丼にも通じるにんにく醤油は間違いなく自分好み。火が通った甘い長葱も好き。
丼だけでは物足りなさそうなので注文した唐揚げも美味しい。これが松屋だと物足りないから牛皿を注文するかとはならないので、おかずをちょっと足したいときに唐揚げは実に優秀だと感じる。クリスピーな衣で食べ応えがあるので相応の満足感があるし、何より揚げ立ては強い。

ところでほんの10日前に松屋の「食べる前から美味しい」にけちを付けたばかりだが、吉野家も今回のプレスリリースで『食べる前から「うまい!」と言いたくなる』と書いていて本当に勘弁してほしい。なんで今頃このフレーズが外食産業で流行ってるんだろう。着丼とも書いてあって、そんなネットで流通してるだけの俗語を企業のプレスリリースに堂々と書いてしまうのも凄いなと思う。
あと店内放送の商品紹介がやけに芝居がかったものになっており、これも松屋に影響されたんだろうか。こういうのが本当に歓迎されているのか吉野家は一度真面目に調査するべきでは。

餃子の王将 辛い!冷し中華 スゴ辛チキン

辛い!冷し中華4月12日発売、税込み858円。スゴ辛チキン638円。クリアハイボール418円。
餃子の王将 辛い!冷し中華 スゴ辛チキン
辛い!冷し中華が今年も発売。よくあるピリ辛ではなくしっかり辛いのが特徴で舌や唇にもしばらく痛みが残る。冷やし中華としての美味しさも勿論あるし、辛い物好きとしては逆らい難い魅力がある。
カプサイシンは水に溶けないのでそのあたりどうなってるのかと観察したところ、たれの中に大量の赤い粉が見えた。シンプルにただ細かく唐辛子を砕いてる様子。
「サクサク食感がUPしてリニューアル」という売り文句のスゴ辛チキン。こちらも辛いチキンの中では結構しっかり辛い方で美味しい。売り文句の通り歯を立てると簡単にさくっと崩れる。そのぶん強度は低下した感じでかりかりからさくさくに変わった形。

からやま 梅おろしからあげ定食

期間限定で4月5日発売、税込み869円。あとハイボール缶352円。
からやま 梅おろしからあげ定食
かつやと同じく販売当日朝に告知されて出遅れ。
今回の梅からあげは去年までは梅しそからあげの名前で販売されていた、梅干風のフレーバーが加わったほのかな酸味のある唐揚げ。外側には赤ジソふりかけが掛けてあり、過去のプレスリリースではゆかりと明言されていたが、今回は品名が書かれてない。
今回の定食ではさらに梅おろしが掛かっている。大根おろしに梅だれで色と風味を加えたもの。キャッチコピーの「すっぱい梅干し?いえ、爽やかな梅です」で酸っぱくないアピールをしているようだが酸味は普通にあるし、むしろ酸味こそが梅系唐揚げの強み。以前より弱めている可能性はあるが言うほどではない。細切りの大葉も掛かっていて爽やかさは確かに感じる。
酸味のお陰で油気が和らげられ美味しく食べられる。難点を言えばあらかじめ分かっていたことではあるが、梅おろしが安定せず唐揚げからすぐ落ちる。これは仕方ない。

かつや タレカツとうま煮の合い盛り丼

期間限定で4月5日発売、税込み759円。キャベツ抜きで注文。定食もあり。あとアサヒスーパードライ中ジョッキ462円。
かつや タレカツとうま煮の合い盛り丼
販売当日朝にプレスリリースを出すという極道告知で完全に出遅れた。このぎりぎりまで告知しない感じのかつやが久しぶりに帰ってきてしまった。同日発売のからやまの新商品も当日発表で、まったくアークランドサービスはどうかしてる。近年はもっと日数に余裕を持って告知していたのに。からやまは最近木曜から水曜にシフトしてる感じだったが、かつやは基本的に金曜に発売するので水曜発売は珍しい。
カツを餡掛けで食べること自体は経験があり抵抗はない。ただご飯を食べるおかずとしてはやや薄味なのではないかという懸念を抱えつつオープン直後に訪問。夜は売り切れになる可能性が高いので。
食べてみるとこれは杞憂だった。まずささみのタレカツ自体がたれをくぐらせてしっかり味付けされているので、この時点でおかずとしては充分味が濃い。餡掛けを掛けておしまいにすることもできただろうけど、そうせずにタレカツ用のたれで味付けするという手を抜かない姿勢が良い結果に繋がっている。味付けもさることながらたれをくぐらせることで油気が抜けて食べやすい。かつやのタレカツはネットでも評判がいい。
うま煮部分は要するに中華丼だった。食べるまで気付かない自分もどうかと思うがタレカツ付きの中華丼。これ「タレカツ中華丼」で良かったんじゃないの。それで内容はシンプルに伝わるし味も想像しやすい。あるいは五目なんたらとか八宝菜でもいいけど「うま煮」は中身がなさすぎる。
辛子と七味のどちらを掛けるか一瞬だけ迷って両方掛けた。中華丼なので辛子はもちろん合うし、七味の香りも意外と良く合う。
タレカツのぶん世間的な中華丼よりは具が少ないので、タレカツと合わせてようやく一食分のボリュームではあるが、あまり期待してなかったせいかタレカツも中華丼も予想以上に上出来で好印象。ビールも合うし美味しかった。

松屋 ねぎたっぷりハンバーグスパイスカレー

店舗限定、並盛税込み830円、1219kcal。
松屋 ねぎたっぷりハンバーグスパイスカレー
松屋 無料サービス券
最近まで認識していなかったが、メニューにも表示されないような局所的キャンペーンが「店舗限定キャンペーン 一覧ページ|松屋フーズ」というURLで告知されており、その中でねぎたっぷりスパイスカレーが近隣店に来ていた。ミートソース丼はこの辺りの地域に来てなくて悔しい思いをしていたので喜び勇んで訪問。
対象は日本全国で69店舗しかなく、そのうち41店舗が関東に集中している。これだけ限定的だとモバイルオーダーにも出てこない。ポスターを作る余裕もないのか店頭には何も掲示されておらず、券売機のスタート画面にも告知は無く、カレーのグループ画面まで進むとようやく出てくる。さてはあんまり売る気ないな? でも栄養成分PDFに記載されてるのは嬉しい。
選択できるのはねぎたっぷり「牛肉」スパイスカレー730円・ねぎたっぷり「ハンバーグ」スパイスカレー830円の二種類で、素のスパイスカレーは存在しない。今回は奮発してハンバーグの方を選択。
ご覧の通りでライスに匹敵する容積の輪葱が山盛りになっている。輪葱は白髪葱と違って大して辛くないのでカレーに寄与する部分はあまりないけど、ヘルシーっぽさを演出したかったんだろうか。
スパイスカレーを名乗るだけあって普通のカレーより若干複雑な風味で、西洋風カレーよりはインドカレーに寄せてる印象。辛さは標準的なカレーより辛めだがしっかり辛いとまでは言えない。けどわりと好きな味。
あと松屋にしては珍しく無料サービス券を配っていた。といってもこのラインナップではいつかキムチを頼むかもしれない程度でそこまで有難みはない。

すき家 炭火とろとろポークカレー

期間限定で4月5日発売、並盛税込み690円、917kcal。あとガリガリファイヤー単品60円、43kcal。
すき家 炭火とろとろポークカレー
すき家のことだから炭火とろとろポークだけ単品売りするだろうと思っていたら珍しくメニューになく、炭火とろとろポークカレーにもポーク増量のオプションはないので、並盛をそのまま注文。すき家のカレーは大して辛くないのでガリガリファイヤー追加。
伝票上は「カレー並」490円+「とろとろポークTP」200円の扱いなのでPOSシステム的には200円で販売できそう。なぜそうしなかったのかは謎。もしやと思って栄養成分一覧のPDFを確認したがそちらには炭火とろとろポーク単品の独立した項目はなかった。通常カレーとの引き算で炭火とろとろポーク単品は214kcal相当のはず。
到着したらカレーにガリガリファイヤーを足してしっかり辛くする。
炭火とろとろポークの味付けは甘辛醤油の照り焼き系。同日発売のうなぎや先月の炭火やきとりも同種の味付けなのでかなりワンパターンだが、それでもまあこれが牛丼チェーン店へ来る層に受けやすい最大公約数的な味なんだんろう。食べれば実際美味しいのでそこまで文句もない。ほろほろチキンや豚かば焼きと同じくらい柔らかいのでこれも蒸して作ってるんだろうか。あと意外としっかり焦がしてあって炭火焼き感を演出してるところが好き。