吉野家 焦がしねぎ焼き鳥丼

期間限定で本日発売。並盛税込み547円、734kcal。あとから揚げ単品140円197kcalを2個、サントリーザ・モルツ中瓶486円。
吉野家 焦がしねぎ焼き鳥丼
去年と同じく親子丼の販売を検討していたところ鶏卵が高騰したのでこのメニューに差し替えられたという経緯。プレスリリースによると注文後に長葱をフライパンで炒めて、葱の香りが移った油で今度は鶏肉を焼くんだそう。新商品の紹介にはこういう話こそ聞いていたい、空回りしたキャッチフレーズではなく。
料理が来たら七味唐辛子をたっぷり掛けて食べる。葱の香りはするかというと、たぶんしてる。ただ味付けのにんにく醤油の方が強いので葱の香りはそこまで印象に残らない。何にしてもこれは美味しい。優しい味付けだった親子丼の代替品なのに180度方向性が変わってて、スタミナ超特盛丼にも通じるにんにく醤油は間違いなく自分好み。火が通った甘い長葱も好き。
丼だけでは物足りなさそうなので注文した唐揚げも美味しい。これが松屋だと物足りないから牛皿を注文するかとはならないので、おかずをちょっと足したいときに唐揚げは実に優秀だと感じる。クリスピーな衣で食べ応えがあるので相応の満足感があるし、何より揚げ立ては強い。

ところでほんの10日前に松屋の「食べる前から美味しい」にけちを付けたばかりだが、吉野家も今回のプレスリリースで『食べる前から「うまい!」と言いたくなる』と書いていて本当に勘弁してほしい。なんで今頃このフレーズが外食産業で流行ってるんだろう。着丼とも書いてあって、そんなネットで流通してるだけの俗語を企業のプレスリリースに堂々と書いてしまうのも凄いなと思う。
あと店内放送の商品紹介がやけに芝居がかったものになっており、これも松屋に影響されたんだろうか。こういうのが本当に歓迎されているのか吉野家は一度真面目に調査するべきでは。