日高屋 ラ・餃・チャセット


ラ・餃・チャセット、日高屋の秋の期間限定品、税込み550円。
先日ガッツリホルモン定食を食べに行ったときから気になっていた。
なおガッツリホルモン定食は翌日にはホームページのメニューから消えていたので、ぎりぎり間に合っていたようだ。
このしょうもない、しかし印象に残る名前は半ラーメン・餃子3個・半チャーハンを意味する。
半ラーメンを中華そばの半分と仮定するなら総カロリーは834kcal程度と推測される。
このメニューに興味を惹かれたのは、奇しくも餃子の王将でやっていた夏焼めし定食をそのままダウンサイズしたような構成だったからだ。
あちらの場合はラーメンこそミニサイズだが、餃子は6個、炒飯はフルサイズ、他に唐揚げやキムチも付いて950円と倍近く、おそらくカロリーも倍近いだろう。
当然、日高屋は分量だけでなく味も1ランク落ちる。
それは日高屋なのだから甘んじて受けるしかない。
というわけでまず餃子をぱくぱく。
餃子に関しては日高屋も意外と悪くないのだ。
次に小皿に残った酢醤油ラー油を半チャーハンにかけてみる。
元々あまり特徴の無かったボソボソ炒飯に酸味と辛味が加わって、食欲を刺激する‥‥ええと、なんだこれ‥‥酸辣炒飯に早変わり!(適当命名
最後、半ラーメンもそのままではなくGABANの胡椒の無慈悲な鉄槌で絨毯爆撃。
むはぁ、効っくう。
何の面白みも無い鶏ガララーメンがスパイシーペッパーラーメンに生まれ変わった。
ことほどさように、日高屋はどうせ大した料理じゃないんだから遠慮なく手を加えてしまえという気楽さがある。
食べ終えても美味かった〜という印象ではないのだが、ビールの中瓶も飲み干したのでお腹は一杯。
ビール込みで980円なのだからやはり安い。
餃子の王将の夏焼めし定食に瓶ビールを加えたら1500円くらい行くはずだから、日高屋の割安感は抜きん出ていることが実感できる。
ただし「あの料理をまた食べたい!」という意識で行く店ではないので、次回の訪問はまた期間限定品次第だ。