松屋 豆腐キムチチゲ 卵雑炊風アレンジ

松屋 豆腐キムチチゲ 卵雑炊風アレンジ
今年は11月20日発売開始の豆腐キムチチゲ
マイナーチェンジを経ながら毎年冬季限定で提供されているチゲ鍋風メニュー。
最初が2005年の冬なので、今回が丁度10周年のアニバーサリーだ。
ところが自分にとって松屋のチゲの感想は、辛さは適度だがそれ以外の旨みに乏しいというもの。
食べていてあまり楽しさを感じないので、ここ数年は食べてなかった。
本来なら今年も自動的にスルーされるところだったが、ふと一つ思い付くことがあった。
こういう辛さばかり印象に残るメニューこそ、生卵様の出番なのでは‥‥?
そしてもう一つ、ご飯も投入して雑炊風にすることで、辛さ以外の味の要素も表に出てくるかも知れない。
この二つをコンセプトに想定し、商品写真を見ながら他に足らないものがないか考える。
青ねぎがもっと欲しいな‥‥追加しよう。
肉は写真の見た目の印象より少ないだろうし、ご飯の投入でさらに肉の割合不足感が発生しそうだ‥‥プレミアム牛皿を追加しよう。
元々うちの地域のチゲは「プレミアム牛肉使用」となっており、肉質はプレミアム牛めしとおそらく同じものだ。
味もチゲのキムチ風味で上書きされるから、元の味付けの影響はほとんど無いだろう。
方針が決まったので、いざ入店。
券売機で豆腐キムチチゲセット(生玉子)を購入。
さらに追加でプレミアム牛皿と生玉子。
青ねぎは券売機で売ってなかったので、カウンターで注文。
「生玉子2個になりますけど大丈夫ですか?」→はい、大丈夫です。
というわけでチゲに牛皿・青ねぎ・生玉子を投入。
チゲはスプーンが付いてくるのでわっしわっしと力強く混ぜる。
写真右はかき混ぜる前、左はかき混ぜた後にご飯を投入した図。
チゲの器は直径20cmくらいで結構大きいが、それでもここまでたくさん追加すると結構溢れそうになってくる。
なのでご飯は3回に分けて「投入」→「食べる」を繰り返した。
うん、これはかなり狙い通りにうまくいった。
生卵のお陰でマイルドかつリッチな風味が出ている。
辛さが若干後退し、それ以外の旨みを楽しむ余裕が生まれている。
そもそも雑炊という、ご飯とおかずと汁気を一緒に堪能できるこの形式自体、最強の調理形態の一つだしね。
あと冷えた生卵を2個も投入すると温度がかなり下がって、熱々だったチゲが食べやすい適温まで冷めるという効果もあり。
チゲ単体だと汁は残しただろうけど、今回は雑炊形式でご飯が汁を吸い込むため、器の底が見えるまで完全完食達成。
いやー、さすがにお腹一杯だし満足です。