日清 カレーメシ2 大辛

日清 カレーメシ2 大辛
6月1日発売。税込み237円、499kcal。
ニュースリリースを読んでも、去年の「カレーメシ」と比較してダイスミンチを大きくした以外の差異が伝わって来ない。
辛さは「中辛」「辛口」「大辛」の順番らしい。
カップヌードルカレーのことを考えると、言うほど辛くなさそうな気がするので、大辛で行ってみよう。
水道水を線まで注ぎ、蓋を戻して加熱開始。
必要加熱時間は500W・600W・800W・1000Wまで記載があって分かりやすい。
その一方で「1000Wより大きい出力では加熱しないで下さい。」ともあり、コンビニ電子レンジの標準である1500Wはサポート外の扱い。
でもたぶん電子レンジ側の操作で出力を下げられるだろうから、そこは大丈夫か。
あと「必ず水から調理して下さい」ともあるが、コンビニのカウンターにポットはあっても冷水を注ぐ設備は無さそうなので、トイレへ行ってくる感じか。
それに電子レンジがカウンター内部だけに設置されてる場合は、従業員にお願いしないといけない。
調理方法はカップラーメンと同じだろうと思って買ってしまい、調理に失敗した土方のお兄さんの存在は結構いそうな気がする。
さて、自宅の電子レンジは800Wなので加熱3分30秒+蒸らし2分なのだが、加熱中に蓋がめくれ上がり、最終的に3箇所カレーが飛び散った。
コンビニの電子レンジでこんなことになったら大顰蹙だろう。
加熱中にぼこぼこ沸騰してるのは見えていて、無傷でいられないのは分かってたけど、このペラい蓋を載せるだけの方式は駄目だと思う。
加熱後、適当なものを上に置いて蓋を閉じたあと2分待って、一応完成。
商品の説明に「できたてはアツアツですので、口の中をヤケドしないよう、十分にさましてからお召し上がり下さい。」とある。
それはよく知っている。自分も調理時間の短縮のために、カップラーメンに熱湯を注いだあと電子レンジにかけたりするけど、直後は熱くて仕方ない。
というわけで全体を冷やすために冷蔵された生卵を投入したのが写真左側で、かき混ぜたあとが右側。
ただ生卵をそのまま混ぜると、卵白に含まれるアビジンが卵黄のビオチンを失活させるという話がある。
ビオチンはそう簡単に欠乏しないのであまり怖がる必要はなさそうだが、念のため先に卵白を混ぜて白濁してきたら、卵黄も混ぜ込むという手順を取る。
食べてみる。
いや、これは美味しいな。
水で調理ということで、水だらけのスープカレー状態になる危惧はあったし、逆に水が足らないドライカレー状態の可能性も視野に入れていたが。
実際にはあたかもカレーライスをそのまま混ぜたような、とろみのあるカレーとライスが食べやすい状態で出来上がっている。
大辛というだけに辛さは結構あるが、飲み物を片手にこのカレーメシを貪る分には丁度いい辛さ。
おかずは小さいのが入ってるだけだし、コンビニ飯のカレーライスを凌駕する出来とまではさすがに言わない。
でも保存食としての側面とか、水と電子レンジしか利用できない状況といった条件下でなら、このカレーメシ2は立派に美味しいと思う。
コンビニの定番商品になるまで頑張って欲しい。