野郎ラーメン 味噌バタコーン & 煮干野郎の花鰹茶漬け

野郎ラーメン 味噌バタコーン
野郎ラーメン 煮干野郎の花鰹茶漬け
1月20日発売。「味噌野郎」が税込み880円、それにバターとコーンを足した「味噌バタコーン」が980円。
味噌バタコーンを注文、麺少なめでお願い。
今回の味噌野郎シリーズの発売は、昨年8月から始まった豚骨野郎・煮干野郎取り扱い店舗のみ。
ちなみにこちら系統の店は現在6店舗まで拡大しており、野郎ラーメンが全部で18店舗なのですでに1/3が置き換わったことになる。
案外本気で、将来的には全店こちらのメニューへ切り替えるつもりなんだろうか。
二郎インスパイア風の以前の豚骨醤油も悪くはなかったし、実際その路線で店舗数を伸ばしたことを考えると味を大きく変えるのは結構な冒険のはず。
とは言え豚骨醤油オンリーだったのが今後豚骨・煮干・味噌の3本柱に変わるなら、選択が広がることで飽きられにくくなるのは大きなメリットだろう。
味噌バタコーン到着。
味はかなり普通の印象だが、古典的な味噌ラーメンではなく今風な風味なので、豚骨か煮干をブレンドしてるのかも知れない。
ウェブサイトでは「価値観が変わります。いや、変えさせます。」と怪気炎を上げているが、正直そこまでではない。
でも結構美味しいし、飲んで味わいたくなるくらいは好きな味。
味噌ラーメンを食べたくなったときに第一候補になるかというとちょっと微妙で、まずはここよりも家系に足を向けるだろう。
でも野郎ラーメンなら豚増しを始め豊富なトッピングでアレンジできるので、そこは野郎ラーメンの強みだろう。
さて、カウンターに貼ってある替え玉と茶漬けの案内が気になっていた。

野郎ラーメン カウンター貼紙 替え玉と茶漬けの案内
「豚骨野郎の替え玉 100円」、確か豚骨野郎の麺は普通の太さだったが、替え玉は博多ラーメンを意識した極細麺で固さも注文できるそうだ。
「煮干野郎の花鰹茶漬け 150円」、煮干野郎の残り汁を入れて食べるのを想定している様子。
茶漬けについては煮干野郎以外のスープでも成立するだろうと思い、今回こちらをカウンターで従業員に直接注文。
ご飯一膳に花鰹・揚げ玉・刻み海苔を載せたものが届く。
側面に付けられた少量のわさびは、好きなタイミングで溶かせということだろう。
ご飯と鰹節の削り節に味噌風味のスープを注ぐと、まるっきり猫まんまの風情。
揚げ玉の食感や刻み海苔の風味も良いし、わさびのぴりっとした刺激も良い。
ご飯だけなら100円のところ50円追加でこれが出てくるのは、自分的には大変ありがたい。
こういう地道な工夫が他店との差別化になり、野郎ラーメンを訪れる理由になると思う。