らあめん花月嵐 札幌味噌ラーメン専門店にとりのけやきコーンバター入り ラーメン屋さんの牛めし(小)

期間限定で12月15日発売。にとりのけやきコーンバター入り税込み980円、ラーメン屋さんの牛めし(小)300円。あとアプリのクーポンで味玉。販売開始後なぜか「にとりの」が省略され、名前が「札幌味噌ラーメン専門店けやき」に変わった。いずれにせよこれはラーメンの名前というより店の名前だが、花月のコラボは大体そんな感じ。
らあめん花月嵐 札幌味噌ラーメン専門店にとりのけやきコーンバター入り ラーメン屋さんの牛めし(小)
事前ににとりのけやきの味噌ラーメンについて評判を調べると、どうも普通の味噌ラーメンという以上の情報が出てこない。だったら食べる必要はあるんだろうか悩んだが、自分の憶測が正しいかどうかを確認するのも無駄ではないし、普通の味噌ラーメンでもそれはそれで多分美味しいだろうと、食べに行くことに決めた。
実物はある程度思った通り普通の味噌ラーメンだったが、旧来の味噌ラーメンスープではなくおそらく豚骨もある程度入ってる。豚骨を合わせた方が味噌ラーメンは美味しくなることが明らかなので、21世紀に作られる新しい味噌ラーメンの大半はもう鶏ガラだけでなく豚骨を合わせることが基本になってるのかも知れない。野菜もそれなりに入っていて値段なりの内容という印象。後半は激辛壺ニラもやしを追加して辛くして食べ終え、スープまで飲み干した。

ラーメン屋さんの牛めし(小)

(小)とあるが(大)があるわけではない。牛めしとしては少量であることをあらかじめ告知するためだろう。
こちらはにとりのけやきと無関係に花月のらあめんダレで作ったようで、にとりのけやきとの相性を意識してる様子はとくになく、これもまた食べる価値があるか悩ましい。同額のぶためしより美味しいという確信が持てない。牛丼・牛めしの類は簡単そうに見えてあれで意外と専門性が高く、門外漢が手を出すと悲惨なクオリティになることは数多のレトルト牛丼が証明している。しかし考えてみると自分が好きな花月のぶためしも秘伝のらあめんダレで作られてるので、だったら同じらあめんダレで作られたこのラーメン屋さんの牛めしもそんなに悪くはならない気がするという結論に至り注文。
実食してみると、なにせらあめんダレで味付けされてるのでいわゆる牛丼・牛めしとはだいぶ掛け離れた、ぶためしと同系統の塩気の強い牛肉ご飯になっている。牛肉が思ったよりたくさん載っていたのでわりと納得の出来。どちらか選ぶならぶためしの方が好みだが、このラーメン屋さんの牛めしも結構美味しい部類ではあった。