かつや やみつきスパイスのチキンカツ丼

2月17日販売開始、税込み637円。
かつや やみつきスパイスのチキンカツ丼
予告写真で予想は付いていたが、これは同じアークダイニング系列の唐揚げ専門店からやまの「6味唐辛子からあげ定食」をほぼそのまま持ってきている。ちなみにこの「6味唐辛子からあげ定食」(のちに「ザクザク辛味からあげ定食」へ改名)は発売以降の半年間ほぼ毎月食べてきた。やみつきスパイスという大げさな命名も、自分に関してはその通りだと認めざるを得ない。なお付け合せの野菜は若干違いがあり、からやまの方は千切りキャベツともやしだったのが、かつやでは千切りキャベツと白髪葱になった。白髪葱は好物なので、この変更は嬉しいところ。
今回の「やみつきスパイスのチキンカツ丼」の広告で6種のスパイスの内訳が判明した。フライドガーリック・唐辛子・魚粉・フライドエシャロット・クミン・コリアンダーだそうだ。揚げ葱だと思っていたのはエシャロットだった。最後の二つに至ってはカレーの主成分で、意外性はあるが納得する部分もある。
それにしてもこの白髪葱の盛り方、かつや史上最も標高が高いのではないだろうか。正直食べ辛いが、頑張ってチキンカツと一緒に食べる。スパイスの辛さとはまた異なる葱の辛味が新鮮。
チキンカツ自体にはたれが掛かっていて、その上にマヨネーズとスパイスを重ねてある。辛さよりも香ばしさを優先したようなこのミックススパイスはなかなか個性的で、あまり他所で食べた記憶のないもの。
チキンカツはそのままでは丼に入りきらず、二段になっている。下の段のチキンカツにはスパイスが掛かっていないため、そちらには卓上からマスタードを搾って食べた。卓上には他にもトンカツソースや七味唐辛子があるので、下の段のチキンカツに関しては上の段と違う味を楽しむのがいいだろう。
たれが染みたご飯をスパイスの残りと一緒に食べるのも美味しく、最後まで楽しく食べられた。