かつや ニブンノニショクドン ほぼ1/2からあげ丼弁当 ほぼ1/2赤辛カツ丼弁当

持ち帰り限定で本日発売、税込み各421円。他に通常のカツ丼(卵とじ)・ソースカツ丼もあり。
かつや ニブンノニショクドン ほぼ1/2からあげ丼弁当 ほぼ1/2赤辛カツ丼弁当
かつやは主力がカツ丼ということもあって基本的にメニューが重いけど、今回は半分サイズのメニューを用意してそれを2個買ってもらおうというのが「ニブンノニ」の所以。って結局重いじゃねーか。しかしこうして新しい形態に挑戦していくアークランドサービスの果敢な姿勢には敬意を表したい。ラインナップはカツ丼・ソースカツ丼・赤辛カツ丼・から揚げ丼の4点。
注文するとレジから厨房へ「ハーフで」との言葉が飛んだ。店側ではそういう表現なのか。
赤辛カツ丼はいつものしっかり辛いやつ。
からあげ丼は大きめの唐揚げを包丁で切り分けたタイプ。唐辛子の赤い切片が見えるのでおそらくピリ辛系のたれだが、自分には辛さは感じられず醤油系のたれっぽい印象。普通に美味しい。ただ受取時はかりっとしていたはずの衣が、家に着く頃にはご飯の湯気でふにゃふにゃにふやけて、揚げ立て感が消えてることだけ残念。
メニューでは「選べるニショクで780円」とアピールしているが、二品注文しても単品と比べて割安になるわけではない。ただし二品だと会計が500円を超えるので、割引券があれば100円安くなる。これはなかなか顧客に寄り添った設計で、二品以上なら得だけど単品でも普通に買えるのはとても良い。
かつやの割引券は注文1回につき1枚のみ使用可能と思っていたが、今回のプレスリリースには2食ごとに割引券を利用可能とあって、すなわち4食なら割引券2枚、6食なら3枚という感じで使えるように読める。改めて「かつや 割引券 2枚」で検索したところ元々500円以上の商品1点ごとに1枚の運用だったようで、例えばカツ丼2個で割引券2枚みたいな使い方も可能だった模様。
プレスリリースによるとこの商品は通常サイズが食べ切れない客のための提案であり、子供やお年寄りなど食が細い人にとっては嬉しい取り組みだと思うし、フルサイズだと食後に眠くなるからハーフサイズに留めるという需要もありそう。
コスパを求める商品だとは思わないが一応通常サイズの価格を挙げると、赤辛カツ丼(梅)が649円、カツ丼(梅)・ソースカツ丼(梅)は539円、からあげ丼の通常サイズは無く単品売りも無し。なので赤辛カツ丼が最もコスパが良いことになるが、赤辛カツ丼は辛すぎると評する人もいるので安易に選ぶべきではない。
あとはラインナップにカレーカツ丼もあると嬉しいかな、需要はあるはず。2014年と2018年のカレーカツ丼は卵とじカツにカレーを掛ける形式だったけど、カツカレーを卵とじにする利点は全然無い(個人的感想)のでカレーを掛けるだけでいいですよ。厨房スタッフの負担も減るだろうし。