すき家 ファイヤーチキンカレー 並盛

期間限定で12月1日発売。税込み730円、994kcal。
すき家 ファイヤーチキンカレー 並盛
ここまで紆余曲折があった。まず12月5日夜に世田谷の三軒茶屋北店に行ったらまさかの売り切れ。12月7日午前に川崎のノクティプラザ店に開店直後に行ったらそもそも配送が来てないとの話で、同日にほろほろチキンが「全国的に品薄」とのコメントが公式サイトに出た。翌日12月8日にほろほろチキン関連商品の予約休止が発表されて、いよいよ駄目そうな雰囲気。クリスマスにかけてチキンの需要が増えるのは分かり切ってるのでゼンショーしっかりしてよと思いつつ、今日食べられなかったら年内は無理かも知れないと覚悟していた。結果、今日食べることができてほっとしたが、前後の客もほろほろチキンの注文が多かったのでまたすぐ品薄に戻るかも知れない。
ほろほろチキンは本当にスプーン一つで解体できるほど身離れが良く、骨だけ綺麗に残して完食できる。大変柔らかくて食べやすい。単品売り300円。皮付きでも煮込むことで油がだいぶ抜けるようで単品249kcal、蛋白質30.5g、脂質12.5gとなっている。
同じく単品売り50円のガリガリファイヤーは唐辛子と塩で味付けしたフライドガーリックのフレークで、この系統のトッピングでは一番好きなタイプ。香ばしくて辛く、噛むと快く砕ける。淡泊なチキンもこれでパンチの効いた食べ応えのあるおかずになる。
カレー本体はなんというか、かなり普通。辛さは中辛程度。具材は煮込んで溶け込ませるタイプらしく形は残ってない。素のカレーのアレルゲンを確認すると牛豚鶏すべてに丸が付いていて何カレーなのか判然としない。すき家のカレーは具沢山だった気がするが、調べたら2015年頃の記憶だった模様。
すき家は1~2年ごとにカレーの種類を入れ替えている。考えてみるとそれは他の牛丼チェーン店も似たようなもので、おそらくマーケティング上は固定ファンを抱えるよりもヒット商品が出るまで定期的に商品を変えることが正しいとされるのだろう。松屋のカレーが2019年12月に創業ビーフカレーになってから2年間そのままなのはおそらく以前より売り上げが改善してることの証拠で、あのやたら辛いオリジナルカレーが帰ってくることは期待薄か。まあオリジナルカレーも終盤は酸っぱすぎて納得できないところがあったので、今でも松屋のオンラインショップで購入できる冷凍のオリジナルカレーが多分あれだと思うと今一つ買う気になれない。