松乃家 鶏むね肉のやわらかチキンかつ定食(バジルトマトソース)

期間限定で12月22日発売。税込み790円、1222kcal。
松乃家 鶏むね肉のやわらかチキンかつ定食(バジルトマトソース)
同じ値段でタルタルトマトソース版もあるが自分はバジル優先。プレスリリースによるとバジルの緑とトマトの赤でクリスマスカラーだそうだ。タルタルトマトソースの方は紅白だそうで、そんな無理矢理年末年始ネタに繋げなくてもいい気がするが、まあいいか。
皿の手前の方はソースだけのエリアかと思ったらチキンカツ本体がそこまで到達していた。このチキンカツ、皿の内周ほぼ全域を占めるぞ‥‥予想よりだいぶでかいな? あとキャベツの向こう側にレモンが一切れ隠れている。
味は当然のように美味しい。トマトは松屋がうまトマとかトマトカレーで扱ってるトマトソース。あまり煮詰めてないフレッシュ感のあるソースでにんにく感が強い。あとチーズがあれば言うことないんだけど今の松乃家には無い。いずれにせよチキンとバジルとトマトなので不味くはなりようがない。胸肉だそうだけどぱさぱさ感に悩まされることは全然なくて柔らかい肉だったので、うまいこと処理してるんだろう。
千切りキャベツがチキンカツの下に隠れてるので、チキンカツを右から半分平らげたところでチキンカツを90度回転させて皿の下側に寄せる。露出したキャベツは人参ドレッシングで食べ尽くす。あとはチキンカツとご飯を交互に平らげて完食。
かつやの後追いで始まった松乃家だが、松屋の得意分野(今回ならトマトソース)の利用が上手い。かつや(アークランドサービス)の方はそれぞれのブランドの強みを積極的にはシェアしない傾向があり、自社開発ではなくM&Aで業態を増やしてる都合上おそらくブランドごとの独立性が高いのだろう。元は別の会社だから仕方ない。松屋フーズが優位に立つチャンスがあるとすればそのあたりの社風の活用にあるのかも知れない。