松屋 黒毛和牛と黒豚のハンバーグ ライスセット

期間限定で12月21日発売。税込み880円、1252kcal。
松屋 黒毛和牛と黒豚のハンバーグ ライスセット
松屋 黒毛和牛と黒豚のハンバーグ 丼盛り
先にマッシュポテトを平らげたあとハンバーグをスプーンで小分けにしてライスに載せ、最後にソースを上から掛けて丼にした。
ハンバーグは普通に美味しい。豚の存在感はないので実は10:0でしたと言われても驚かない。肉がみっしり詰まってる感はあってつなぎが少なそう。「至高の逸品」という歯の浮く宣伝はやめた方が良いが、まあこんなところかなと思う。
ソースはドミグラスっぽく、ライスに掛けることでハヤシライス風になった。これも期待通り美味しい。
実は最初に注文したときはロカボチェンジにしていた。画像1枚目にライスの代わりに生野菜が写ってるのはそれが理由。松屋のこのタイプの定食はソースが少なくてハンバーグ本体に使うぎりぎりの量しか入ってないことが多く、丼にするのは困難だと考えた。しかしその予想は外れ、実物はご覧の通り意外とソースがたっぷり入っていた。一週間後の今日、改めてライスセットを注文して丼にした次第。

告知された当初は黒×黒ハンバーグの名前で、これは松乃家が11月にやってた黒×黒メンチかつの後追い。名前が変更された理由はファミリーレストランロイヤルホストで2009年9月から現在まで販売が続く「黒×黒ハンバーグ」と完全一致で被ってるからだろう。宣伝文句の「黄金比率」まで被らせてるので明らかに当初から意図的にぶつけにいってるのに、販売間近で怖くなってぎりぎりでブレーキを踏むところがださすぎてもうむしろ好きだな。ちなみにロイヤルホストは国産黒毛和牛7.5:国産黒豚2.5の比率で元祖なだけにさすがにちゃんと意味がありそうな比率だが、松屋のこっちは黒毛和牛と黒豚が9:1で「その黒豚ほんとに必要?」という感じ。
店内放送のCMで懲りもせず「美味しさ詰込みポケット」と言ってて、そこただの穴なんでつまり美味しさがないって事だよねと心の中で思う。ハンバーグの中央をへこませるなんて前世紀からご家庭で普通に行なわれていたことを独自の工夫みたいに御大層に言うのはやめてほしい。穴にソースを染み込ませるとかも頭の中だけの理屈で実際には生焼け防止の効果しかないだろう。