松屋 牛ヒレ肉のカットステーキ ライスセット

期間限定・東日本限定で11月23日発売。定食もあり。税込み830円、870kcal。
松屋 牛ヒレ肉のカットステーキ ライスセット
松屋 牛ヒレ肉のカットステーキ 丼盛り
なお西日本ではオニオンガーリックソースのチキングリルが販売される。そちらのライスセットは590円で、東日本と実に240円もの差がある。関西の人は値段にシビアだと言われるのでこういう判断になったのかなと。
丼にするのが難しそうならご飯は湯豆腐変更/おろし豆腐変更でもいいかなと思ったらいつのまにか豆腐変更が無くなっていた。もしかしてロカボチェンジと入れ替わりに消えてた? 滅多に利用しないから気付かなかった。
改めてメニューを見てみるとソースがわざわざ別容器で来るようなので、それなら丼にしたときソースが足らないということはなさそうなので普通のライスセットを注文。
来たものを見ると肉が入ってる鍋の底はドライで肉汁やソースは全然見当たらないので、肉をご飯の上にさっさと移動する。丼にしてくれと言わんばかりの簡単さ。マカロニは鍋に残す。そしてレフォールソースとやらを肉の上に掛けて完成。
レフォールとは即ちホースラディッシュのことで西洋わさびとも言う。もっとも安価な練りわさびの中身は実質ホースラディッシュらしいので、自分がこれまで食べてきた量はきっと本わさびよりもホースラディッシュの方が多いだろう。
今回のレフォールソースの刺激成分は極めてマイルドなもので、少しぴりっとはするがわさびソースと呼ぶほどのものではない。ソースの種類としては醤油と擦りおろし玉葱で作る和風ステーキソース(ジャポネソース)に近い。なかなか美味しい。ソースの固形成分は肉の上に残る一方で汁気はかなりの部分がご飯に染み込み、ご飯も美味しくなってる。丼にした甲斐がある。
肝心の肉はフィレということで柔らかくて脂身は少なく食べやすい。量は少ないのでこれならダブルでも問題なく丼に盛れるが、ダブルは1230円する。松屋でこの値段は自分でもちょっと躊躇する。
あと松屋はそろそろ広告における「逸品」という言葉の濫用を止めてほしい。松屋はみんなの食卓を名乗る以上、大衆食堂としての立ち位置からぶれてはいけない。廉価な大衆向け商品を作っておいてそれを逸品と言い張ることの痛々しさに自覚的になってほしい。