からやま てりたま合盛り定食

期間限定で9月22日発売、税込み869円。
からやま てりたま合盛り定食
期間限定のてりたまからあげとそれを使った定食が発売。てりたまからあげは2020年にも発売されており今回の変更点は定食につくねが加わった事と、マヨネーズが付かなくなった事。マヨネーズは要らない人もいるだろうし、必要なら卓上のマヨネーズを使えばいいので合理的。
ソースはてりやきなので甘辛系ということになるが、味付けは優しいというか正直物足りない。例えるならマクドナルドのてりやきマックバーガーの半分くらいの強さ。かつやなら辛子や七味でパンチを利かせる手もあるが、からやまでその手は使えない。一応マヨネーズも掛けてみたがあまり助けにはならなかった。
つくねは一般的に焼くか煮るかだが、からやまは揚げてある。軟骨の入った普通に美味しいつくねで、かりっとした外側の食感がとても快い。今回一番良かったのがこのつくねの食感。
スクランブルエッグは割とどうでもいい。唐揚げやつくねと一緒に食べてもとくに相乗効果は感じないし、スクランブルエッグだけ食べてもふーんという感想しか出てこない。発売が発表された時からスクランブルエッグは意味なさそうだなと思っていて発売日はパスして日高屋に行ったが、翌日になって台風15号接近に伴う荒天で客が少なそうなので行ってみた次第。21時頃に訪問して実際わりと空いていた。
今回はいわゆる秋の月見商戦でこの商品を作ったと広報が語っているが、卵を使えば月見だと思っているようなので異論を唱えたい。月見うどん・月見バーガーなどは丸い黄身を月に見立てるのであって、形のないぐちゃ混ぜスクランブルエッグを月だと言い張るのは厚かましさが過ぎる。好意的に解釈して黄色はスクランブルエッグが担当、丸要素は円形のつくねが継承したと言えなくもないが、それだと色と形態を分離した時点で見立ては失敗だと思うし月(つくね)が複数あるのもおかしい。