かつや 秋の海鮮フライ単品 カツ丼(梅)

期間限定で10月14日発売。単品税込み539円、定食759円。
かつや 秋の海鮮フライ単品 カツ丼(梅)
秋の海鮮フライのうち海老フライは元々レギュラーメニューなのであとは牡蠣フライを用意するだけの、店舗としては負担が軽いメニュー。定食の他におかずだけの単品があるところまでは例年通りだが、今年は牡蠣フライの個売りが無くなったので何かのメニュー+牡蠣フライという食べ方ができない。このメニューはおかず類がドライなのであまり白飯向きではないという印象を持っており、今年は単品を注文することにした。
夜ならそもそもご飯はいらないので単品+ビールでも充分なところだが、昼にそれだけでは物足りないのでメインを一品注文したい。すぐ思い付くのはカツカレーだがトンカツ・牡蠣フライ・海老フライと3種類ものおかずをカレー味だけで食べるのは何か勿体ない感じがする。そこで今回はカツ丼(梅)を合わせることにした。牡蠣フライには付属のタルタルソース、海老フライには卓上のトンカツソースを掛けることで、出汁が染みた卵とじトンカツと合わせ3種の風味で変化を持たせる狙い。
揚げ立てのフライはどれも軽くて美味しく、油は全然気にならない。3種の揚げ物をローテーションで食べられる豪勢さはなかなかのもので満足感が高い。ご家庭でこれを作るのはなかなか大変だしスーパーの作り置きだと風味がまるで違うので、揚げたてをリーズナブルな価格で提供してくれるかつやはやはり替えの効かない存在だと思う。

ところで実は発売日の21時頃にも訪問しており、そのときは秋の海鮮フライの本日予定分の販売は終了したと表に張り紙が貼ってあった。かつやで期間限定メニューが夜に売ってないことがある理由は薄々そういうことじゃないかと思いつつ、本当に在庫を売り尽くしていた可能性も少しは残っていたのだが、今回の張り紙でやはり一日の販売予定数に上限が設けられていることが確定した。
これは夜間メインの利用者としては実に残念なことで、無駄足を踏まされたことで不要なヘイトが溜まるし良いことがない。マクドナルドや松屋でこういう目に遭うことは滅多にないのでチェーン店特有の現象とも言えない。なぜアークランドサービスは上限を設けず在庫がある限り売り続けることができないのだろう。増してや今回は牡蠣フライで、かつやが取り扱う商品としては準備が簡単な部類だと思われるのでなおさら謎。チェーン店の中で突出して在庫管理が下手なのか、生産力が低いのか、あるいはその両方なのか。