松乃家 上ロースかつ&唐揚げ定食 粒マスタードマヨネーズ ガーリックバター

上ロースかつ&唐揚げ定食税込み960円、1212kcal、ライス小盛で1094kcal。期間限定で3月8日発売、単品粒マスタードマヨネーズ130円、276kcal、単品ガーリックバター130円、120kcal。
松乃家 上ロースかつ&唐揚げ定食 マスタードマヨネーズ ガーリックバター
ささみかつ定食用の新ソースとして粒マスタードマヨネーズとガーリックバターが発売。どちらも美味しそうなので両方味わうには2回食べないといけないのかと思うと逆に行き辛い。しかし販売が始まるとどちらのソースも単品売りしてることが分かり、それならささみかつにこだわる必要もないので何に合わせるか事前に考えてみた。
真っ先に惹かれるのが上ロースかつという厚みのあるトンカツ。2種類のソースを味わうためにはもう一品あると都合がいいので上ロース&○○という盛合せ定食を見ていくと、その組み合わせの相手がささみかつ・海老フライ・カキフライのいずれの場合も自動的にタルタルソースが付いてきて、これは風味的に粒マスタードマヨネーズと被ってしまうしソース3種類はさすがに多すぎる。結局、ソース類が付いてこない上ロースかつ&唐揚げ定食が唯一の選択となった。迷わずに済むのは有り難いとも言えるが。
当初はソースを上から掛けるつもりだったが、来てみると上ロースかつ・唐揚げ共に金網の上に置いてある。この金網にソースが掛かると洗うの面倒そうだな‥‥と思い料理をつまんでソースの小鉢へディップする方式に変更。
唐揚げは粒マスタードマヨネーズに漬けて食べることにする。想定通り美味しい。粒マスタードの辛味はやはり良い。ただ実際味わってみるとかなり素のマヨネーズに近い。苦労して選択から外したタルタルソースよりこの粒マスタードマヨネーズの方が上とは言い難く、ぶっちゃけ互角かな。そして卓上には辛子もある。もちろん辛子と粒マスタードの風味は異なるけれど全くの別物でもないし、タルタルソースに辛子を足して辛さを与えたものはたぶん風味の豊潤さにおいて粒マスタードマヨネーズを上回る(個人の予想です)。次からはこの粒マスタードマヨネーズは注文しなくていいかな。
上ロースかつが一切れだけ横向きになってるのは厚みを誇示する演出として決まってるらしく、サンプル写真もこうなっていた。そしてこの厚みでも柔らかくて美味しく、とてもいい。この一点の理由だけでもかつやより松乃家を好む人は少なくないだろう。
上ロースかつはガーリックバターにディップして食べる。にんにくの香りは期待通り。そして想定以上に油っぽい。バターなんだからそりゃ油なんだけど、ここまで油!という感じを前面に押し出してくるとは思ってなかった。これがバジル風味のオリーブオイルだったらここまできつくはないだろう。後半は努力して食べる感じになった。
なんだかどちらのソースもいまひとつ期待に届くものではなかったが、食べてみないと分からなかっただろうしこの経験を今後に生かしていきたい。