らあめん花月嵐 スーパーGTR misomo


8月の時点で「スーパーGTRプレミアムバージョン」とされていたのが、その後川越達也シェフのコラボと判明したときは、ちょっと変な声が出た。
ただしこの人のことはドヤ顔コラージュ画像の素材としか認識しておらず、料理人としての情報は一時MOCO'Sキッチンを録画して視ていた速水もこみちよりも知らない状況だった。
つまりこの「スーパーGTR misomo」が、川越達也の料理(?)との初めての邂逅となる。
先行販売店でラーメンと、オプションのパルメザンチーズを注文。
先に運ばれてきたパルメザンチーズの容器に驚く。
直径6cm程度の器の底にちょっと入っているだけ。チーズ好きならきっとここで落胆する。
チーズ自体の価格は大したことないので、これを知っていたら二つか三つ注文していただろう。
しばらくして「スーパーGTR misomo」が到着。
まずはそのままスープを啜ってみる。うーん? 「味噌も」というほど味噌は感じない。
その後しばらく食べてみたところ確かに以前のGTRとは違うが、味噌ラーメンというほどではなく、味噌風味はあくまで隠し味に留まるようだ。
基本的には元のGTR同様、イタリアン寄りのテイスト。
もちろん元のGTRがとても優秀なラーメンなので美味しいことは間違いない。
数口食べたあと、パルメザンチーズを容器から全部丼に空けたのがこの画像。
どうです。チーズ少ないでしょう。
しばらくの間チーズの香りを楽しむには充分な分量かも知れない。
しかしトマトとチーズの組み合わせをじっくり味わいたいのなら、この3倍くらい必要だと思う。
もしかしたら川越シェフのレストランで出してる方の「スーパーGTR misomo」は、チーズも遥かに多かったり、パルメザンチーズではなく真正のパルミジャーノ・レッジャーノなのではないだろうか。
EUではパルミジャーノ・レッジャーノも原産地名称保護制度の対象となるため、クラフトフーヅのこのチーズは紛らわしい「パルメザンチーズ」を名乗ることはできず、別名で販売されている。
日本もそれに倣って基準を厳格化して、「パルメザンチーズ」を名乗れないようにならないかな。
そしたらもっと本場のチーズの採用にコストを割いてくれるようになると思うんだよね。値上げ上等でオナシャス。
いろいろ書いたけど、やはり元のGTRが良く出来たラーメンなので、スープも最後まで飲み干せた。
基本的にはお勧めできるが、チーズ好きならチーズは2つか3つ頼んだ方が長く楽しめそうです。