明星 夏の台湾まぜそば

明星 夏の台湾まぜそば
6月15日発売。税込み243円、764kcal。
包装フィルムには「温泉卵を入れるといっそうおいしく(後略)」と書かれているが、台湾まぜそばなら卵黄のはず。
明星食品、台湾まぜそばをよく分かってないのか、それともこの商品が台湾まぜそばとはだいぶ異なるものなのか。
後から考えると包装フィルムの写真も、本流の台湾まぜそばの整った盛り付けではなく混ぜた後の写真で、その時点でリスペクトの欠落に気付くべきだったのかも知れない。
事前に確認したところ台湾ミンチではなくダイスミンチとのことなので、そうなると追い飯はできそうにない。
乾燥タイプのかやくは先入れ指定で麺と一緒に戻す方式だが、盛り付けのときの手間を考え、かやくが入ってるアルミ袋にそのままお湯を入れて放置。
ニラだけなら後入れにする手もあったが、ダイスミンチが含まれているので流石にお湯で戻す必要がある。
あとで本体からお湯を捨てるとき、この方法を取って良かったと思った。

明星 夏の台湾まぜそば 湯切り口
湯切り口の穴が大き過ぎる。
これじゃダイスミンチはともかく、細いニラの何本かは確実に流れ出ていただろう。
液体スープをかけて混ぜ、別で戻したかやくを盛り付け。
後入れのふりかけ(写真手前)はネギと魚粉・スパイスなどの様子。
卵黄を中央に落として混ぜる。
食べてみると、にんにくの匂いが強いのは良い。旨味は及第点。辛さは全然ない。これは卵黄のせいかも知れないが。
食べてる途中、唐辛子の小さな赤い切片は何度か目撃したが、少しでもピリッとするような瞬間は一度も訪れなかった。
ダイスミンチは見ての通りかなり大量に投入されていて、それ自体は嬉しい。
しかしダイスミンチ自体に辛い味付けは全く施されてないので、台湾ミンチの代わりとしては不足。
全体的に、決して低品質というわけではないし、これを美味しいという人は沢山いると思う。
しかし台湾まぜそば的な味わいには程遠く、実店舗で食べたことのある身には圧倒的に物足りない。
先行しているサークルKサンクス麺屋はなび監修「台湾まぜそば」(サンヨー食品製造)の方がずっと台湾まぜそばらしかった。