威風 秋葉原 Wピリ辛肉つけ麺

秋葉原 威風 Wピリ辛肉つけ麺
秋葉原の昭和口方面へ用事があるときによく見かけ、その勇ましい名前が気になっていたラーメン屋。
何かこだわりのある個性の強烈な店だったりするのかと。
しかし検索して聞こえてくる評判の大半が「普通」もしくは「不味い」、挙句に店員が中国人ばかりということで、ひょっとして危険な店なのかとも思った。
だがさらに調べてみたところ、なんとゼンショーグループ傘下の店だと判明。

  • 中華料理チェーン「天下一」を経営していたヒサモト商事が、2004年にゼンショーに買収される
  • ゼンショーの子会社GMフーズとして様々なブランドに分裂、「天下一」を店名に掲げる店舗は現在数店舗にまで減少
  • GMフーズは2009年に一旦ゼンショーに吸収合併されたのち、2014年に子会社エイ・ダイニングとして再分割、その中のGM事業部がラーメン等を引き継いだ
  • ラーメンブランドの主力は「伝丸」で、そのメニュー点数を減らしたものが今回の「威風」、なお「威風」の名前が付く店舗はこの秋葉原の1店のみ

というわけで、危険ということはなさそうな、外見とは裏腹にごく普通のラーメン店らしい。

秋葉原 威風 看板メニュー 券売機
普通のメニューを食べるときっと本当に普通すぎるんだろうなと思い、こういうときの常套手段で辛そうなメニューに行ってみる。
ピリ辛肉つけ麺を、肉が2倍のダブルで注文。税込み960円。
味は‥‥あまり期待せずに食べたら、割と美味しい方だと思った。
深い味わいみたいなのは全然ないけど、ピリ辛よりもうちょっと辛めで普通に美味しく食べられる。
ダブルで結構いい値段するだけに薄切り豚肉も結構な量が入ってる。
あと卓上に揚げにんにくスライスがあったので入れてみたが、クリスピーさのない固いだけのにんにくチップで、あまり美味しくはなかった。
トータルの印象としては、まあ普通、食べて損したとまでは思わない。
ただあとで味を思い返してみて、また食べに行きたいなあと思うかというと、そういうことは全然ない。