溝の口のノクティプラザ1階フードコートに出店している韓国料理店。
同名の韓国料理店は複数存在するようで、ここは韓国の食品製造業「第一製糖」を母体とする、CJグループが運営するチェーン店。
清潔感のある店構えには興味があり、初めて韓国料理店に行くならここにしようかと思っていた。
ただ気になることがいくつかあって、二の足を踏んでいた。
まず周囲の店と比べると高めに見える値段設定。そしてそのためか訪問客を滅多に見かけず、繁盛してるように見えない。
ウェブサイトが昔のまま更新されてなく、営業状態に不安がある。
ウェブが放置状態ということは新作や期間限定商品の情報なども無いので、尚更訪問する理由を見つけられずにいた。
しかし今日、他店に行く理由がとうとう完全に無くなったので、この機会を逃してはならないと訪問。
ノクティプラザ10:30オープン直後に到着、景気付けに先にKFCで揚げたての骨なしケンタッキーを1個買って、水1杯で食べる。
フードコートはこういう食べ方を気楽にできるのがいい。
そして韓菜に行く。相変わらず客が皆無。
メニューを見ていると、ビビンバの中でも肉系とチーズ系に強くそそられる。
カルビ焼肉ビビンバにチーズを追加できないか尋ねると、できないと即答。
こういう感じではリピーターも付きにくいだろうなと、なんとなく分かってきた。
そういったわけでカルビ焼肉ビビンバを注文、税込み850円。
出来上がりを取りに行くと、トレーの上に厚みのある木製の敷板と石鍋が載っている本格的な様式で、運ぶのにちょっと気合が必要な重さ。
席に持って行って撮影後、スプーンで混ぜて食べる。
味はなかなかいい。辛さはピリ辛程度だが、誰にでも食べられる丁度良さだろう。
均等に混ぜたつもりでも具材がこの通り結構な大きさなので、掬った匙に載るものは野菜だったり牛肉だったりキムチだったりと変化に富んでいて楽しい。
石鍋がずっと熱いままなので料理が冷めることはないし、生野菜も熱でくたっとなってご飯や肉によく馴染み、食べやすい。
底の方にはお焦げが出来ていて、これも美味しい。
客前に出す時点での盛り付けはもっと綺麗に出来るだろうと思うが、それ以外は総じて好印象だった。
あとは、今後訪問するための新たな理由を見つけられるかに掛かっている。
