松屋 担々エッグプレート(プレミアム牛肉使用)

松屋 担々エッグプレート
本日発売。税込み530円、プレミアム牛肉版が821kcal、そうでない方は859kcal。
ご飯少なめで注文。
ぱっと見の印象は、雑だなあというか、ご飯の上に生野菜を無造作に置くセンスには沈黙しか出てこない。
これをドレッシングで食べるためには、ドレッシングがご飯側まで浸透しないように量を加減する必要があるわけだ。
複数の品目を一皿に無理矢理収めてるので、野菜を横に避けられるような空間もない。
さて肝心のソースについては、「担々」と言うよりはむしろ松屋が時々出している麻婆系ミートソースの系譜に近い。
担々の味付けの主要構成要素のうち、唐辛子は当然用いられているし、もしかしたら花椒も入ってるかも知れない。
しかし胡麻の風味がほとんどしないものに、担々を名乗らせるのはおこがましい。
単に「辛いもの」の代名詞として用いられているのだろう、このメニューの名前の「担々」は。
なら不味いのかと言うとそんなことは全然なく、ピリ辛で美味しいミートソースだった。
これならプレートではなく丼にご飯を盛って、その上にこのソースを掛けてくれた方が自分好みだったな。
目玉焼きや牛肉がこのミートソースに合ってるかというと微妙。
しかしミートソースとご飯だけだと確実に寂しくなるので、賑やかし勢みたいな役割なのだろう。
一応卵黄をミートソースに混ぜ込んだりもしてみたが、ミートソース側の味わいが強すぎてほとんど変化なし。
牛肉も、ミートソースに浸けたりしたら確実にその味で上書きされるので、大人しく牛肉とご飯だけで食べた。
色々盛り沢山のお子様ランチみたいなプレートだが、全体的なまとまりに乏しく、再び注文しそうな予感は全く無い。