中川屋 穴子天カレーうどん & スタミナガーリックカレーそば

駒沢大学駅の西口を出て右手すぐにあるカレーうどん屋で、前を通るたび気になっていたものの怪しい店構えに阻まれて、その狭い扉を開く勇気が持てなかった。
しかし検索してみたところ意外なことにウェブサイトが存在し、更新されてる様子はないが内容は今風で、これなら大丈夫そうだと思い行ってみた。
中川屋 メニュー
中川屋 穴子天カレーうどん
穴子カレーうどん(税込み1080円)
6月18日に初訪問。
海老天やちくわ天など色々載ってる「スペシャカレーうどん」が気になっていたが、「穴子カレーうどん」がその上位版のように見えたので注文してみた。
これは判断ミスで、穴子カレーうどんスペシャカレーうどんのように色々載ってるわけではなく、通常のカレーうどん穴子天を載せただけのメニューだった。
辛さは激激辛(+100円)>激辛(+50円)>辛口>ちょい辛>中辛(通常)>ひかえめから選択でき、辛口を指定。
辛さはこれで丁度いいように思う。もう一段階上げられそうな気もするが、美味しく食べるにはこれくらいが自分向きだろう。
カレーは出汁を加えた和風カレーでとろみがあり、うどんによく絡んで美味しい。
穴子天は淡白な味わいで、カレーの風味で上書きされており、400円分の価値があるかというと微妙な印象。穴子と言うとつい蒲焼を連想して、穴子の身それ自体は淡白であることをすぐ忘れてしまう自分の問題なのだけど。
うどんを食べ終えたら白めし(小)(税込み150円)を投入し、残りのカレースープと混ぜて食べる。やはりカレー自体はなかなかの美味しさで、自分に丁度良い辛さも相まって満足できた。


中川屋 スタミナガーリックカレーそば
スタミナガーリックカレーそば(税込み1000円)
7月16日訪問。
今回は注文する前に、以前から抱いていた疑問を店員に聞いてみた。
海老天・ちくわ天・チーズ・揚げ餅が入ってるスペシャカレーうどん(1000円)より、海老天カレーうどん(1030円)の方が高いのは何故か?
答え、海老天カレーうどんには海老天が2本入っているからだそうだ。
なるほど、トッピングの「海老天」(350円)は元々2本入りだったのか。
それならカレーうどん(680円)+海老天=1030円で計算は合う。
この店、「○○カレーうどん」はどれもカレーうどんに該当のトッピングの値段をそのまま加算していて、全然割引してない様子。
スペシャカレーうどんだけは、320円で4品追加は無理だと思うのである程度割り引いてそうだが。
さて今回は夏季限定のスタミナガーリックカレーうどんを注文。
この店では蕎麦への変更が無料なので、興味本位で蕎麦へ変更してみた。
カレースープ自体ににんにく成分が溶け込んでおり、さらに砕いたフライドガーリックを全体に振り掛けてある。
あとはいんげん天・唐揚げ・キャベツ・もやしに、標準の具材である薄揚げ・豚肉・ネギ等。
にんにく風味のカレーはなかなか美味しく、自分好み。
辛さは普通のまま変更なしで食べたので当然前回ほどの辛さではなかったが、市販のレトルトカレー等の水準で言えば充分に辛口の部類。
にんにくカレーに浸した唐揚げは、これもまたジャンクな味わいでとてもいい。
蕎麦は残念ながらカレーの風味に負けて、蕎麦らしさはほとんど感じられなかった。
細い分、うどんよりもカレーを絡めやすそうなところは蕎麦の利点かも知れないが、カレーが相手だとやはりうどんの食べ応えが欲しくなる。


3回くらい訪問してから記事を出すつもりだったが、記事を一つも書かないまま8月が終わってしまいそうなので取り急ぎ公開した。
いま思っているのは、メニューにある高菜明太丼・ニラ豚丼あたりを白めしの代わりに注文すれば、追い飯用の追加トッピングとしてうまくはまるんじゃないかということ。