松屋 山形だしとろろ プレミアム(小)牛皿セット

7月4日発売。税込み550円、705kcal。
松屋 山形だしとろろ プレミアム(小)牛皿セット
山形だしは今となっては松屋の夏の風物詩の一つだが、今回のこの配膳形式に何か違和感があって確認してみたら、山形だしの取り扱いが始まった2013年から昨年までは一つの丼に山形だしと牛肉を盛っていた。今年からは牛肉の代わりにとろろを盛って、牛肉は別皿。ちなみにこの山形だしは山かけ鮪丼・山かけネギトロ丼と入れ替わりに入ってきたメニューで、おそらくマグロの高騰が原因なんだろうけど、この枠でとろろの採用率が高いあたりとろろの価格は安定してるんだろう。
しかしこうして牛肉が別皿になってみると、そもそも牛肉抜きでも成立するんじゃないかと思えてくる。小牛皿抜きなら価格450円・600kcalくらいに収まってダイエッター諸氏に訴求すると思う。別皿なら牛肉はオプション扱いにできるだろうに、なんでセットに組み込むかな。
まあでも付いてくるものは仕方ないし、冷たいとろろや山形だしに温かい牛肉を混ぜるのは何かおかしい気がするので、二回に分けて食べることにして生玉子を追加注文。
一回目は牛皿に手を付けず、とろろと山形だしだけでご飯の表層を食べる。山形だしは塩気があるので問題ない。とろろも結構そのまま行けるけど、塩気が足りなければ卓上から醤油なりポン酢なり掛ければいい。
二回目は残ったご飯に牛皿の中身・生玉子・卓上の紅生姜を投入、黒胡麻焙煎七味もたっぷり振ったあとで混ぜ合わせ、具沢山の玉子ご飯のようにして食べる。一回目とは全く様相が異なる肉の旨味・紅生姜の酸味・七味の刺激でパンチの効いた味わい。
これがヘルシーかと言うとぶっちゃけ牛めし並盛の栄養成分と大した差は無いんだけど、食欲減退しやすいこの時期に山形だしで気分を変えられることにはそれなりに価値を感じる。